科目名[英文名] | |||||
Intercultural Communication [Intercultural Communication] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 020247 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
本郷 智子, 野間 竜男, 堀切 友紀子, 安村 友紀 [HONGO Tomoko, NOMA Tatsuo, HORIKIRI Yukiko, YASUMURA Yuki] | |||||
所属 | グローバル教育院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本科目は、異なる言語、文化背景の者とのコミュニケーションを通して協働的に課題を達成できる能力の養成を目的とし、教養科目のグローバル展開科目として開講される。まず異文化コミュニケーションの理論を学び、その後、「言語と社会」、「技術」、「科学的な議論と協働」の三つの観点から実践的に異文化コミュニケーションを考察し、そのために必要な思考と能力を理解する。 授業は原則英語で行われ、グループディスカッションを頻繁に取り入れる。また、発表の機会がある。 Google Classroom Code: k3kikzjb |
到達基準 |
1)異文化コミュニケーションの理論的背景を理解し,自身のコミュニケーションと異文化への理解を深める。 2)ことばの使用を分析することを通して、社会の多様性が理解できる。 3)日本の科学技術を簡単な日本語と英語で外国人に説明することができる。 4)科学的な議論や協働において、文化的背景に起因する多様性を認識し、状況に適した方法で自身の考えを説明することができる。 主な目標:異文化理解◎、コミュニケーション◎、プレゼンテーション〇 |
授業内容 |
異文化コミュニケーションの基礎・理論(堀切友紀子) 第1回 10/3:ガイダンス 第2回 10/10:コミュニケーション理論と影響要因 第3回 10/17:異文化間研究の背景とコンフリクト対応 言語・文化・社会的視点によるアプローチ(本郷智子) 第4回10/24:イントロダクション:日本語の特徴の分析 第5回10/31:高コンテキスト性・低コンテキスト性 第6回11/7:イノベーションとしての文字の成り立ちと使用 第7回11/14:マルチモーダルなコミュニケーションの可能性 外国人との科学技術コミュニケーション(野間竜男) 第8回11/21:日本の伝統技術と先端技術の関わりについての考察。グループ分けとプレゼンテーショントピックの選定。 第9回11/28:グループ別プレゼンテーションの準備 第10回12/5:グループ別プレゼンテーション 科学的研究活動における文化的背景に起因する多様性(安村友紀) 第11回12/12: 近代科学の成立におけるキリスト教文化の役割を考える 第12回12/19: 進化論を受け入れる社会と受け入れない社会 第13回1/16: 研究活動や研究姿勢に現れる文化的背景 第14回1/23: 国際共同研究におけるコミュニケーション 第15回1/30:課題作成 |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間とグループ活動に必要な調査や発表準備などの授業外学習に加え、配布資料を使って本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
決まったテキストは設定せず、講師が作成した教材を配布する。 |
参考書 |
Holliday, A., Hyde, M., and Kullman, K. 2021. Intercultural Communication, Routledge Applied Linguistics Kramsch, C. 1998. Language and Culture, Oxford: Oxford University Press Olteanu, A . 2018. Multiculturalism as Multimodal Communication, Springer International Publishing |
成績評価の方法 |
ディスカッションへの参加度(45%):積極性、協働性、発言、調査への協力、授業内容を正しく理解し、発展させられているかどうかが評価される。 リアクションペーパー (25%) :授業内容を正しく理解し、それを客観的に伝え、考えを深めているかどうかが評価される プレゼンテーション (15%) : 参加者でグループを作り、プレゼンテーションコンテンツを協働して作成する力を問う。 レポート (15%): 文化的背景が科学的活動に影響を及ぼした実例を客観的かつ多角的に説明できるか、それについての自身の意見を説明しているかを評価のポイントとする |
教員から一言 |
ディスカッションに積極的に参加してください。 |
キーワード |
異文化コミュニケーション、マルチモーダルコミュニケーション、国際分野の研究活動 |
オフィスアワー |
授業中、または授業後の休み時間に質問等を受け付ける。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
英語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/09/08 14:06:12 |