科目名[英文名] | |||||
Japanese Science and Technology [Japanese Science and Technology] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 020250 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
野間 竜男 [NOMA Tatsuo] | |||||
所属 | グローバル教育院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
(1) Google Classroom CODE: nvr54p2 (出欠・資料配布・演習提出・その他連絡はすべてClassroom経由で行う。) (2) 2022年度3学期は、すべて対面形式で開講する。 この授業はすべて英語で行う。 This course is intended to cultivate a better understanding Japanese Science and Technology among students. We focus on current science and technology issues in Japan. These lectures will not only provide students with an important foundation in science and technology, but also help them develop ideas of their own research. In this semester the development and status of Japanese science and technology is explained through a keyword “Material” which acted as several breakthrough in the innovations in the field of science and technology. この講義は留学生が多く参加するが、日本人学生にとっては授業中の彼らとの議論の経験を通して、コミュニケーション能力が向上することを期待している。 本科目は、グローバル展開科目Multidisciplinary Coursesの英語による科目として開講される。 |
到達基準 |
1. 種々の科学技術についてグローバルな観点から考察し、日本の科学技術レベルとその課題を理解できる。 2. 科学技術に関する種々のトピックについて参加者間で英語で討論できる。 3. 留学生を含めた参加者でグループを作り、プレゼンテーションコンテンツを協働して作成できる。 到達基準 プレゼンテーション◎、リーダーシップ/調整能力〇、国際感覚〇、コミュニケーション〇、科学技術系学識〇 |
授業内容 |
この授業はすべて英語で行う。 以下に示すように、セラミックス、高機能金属、機能性高分子、無重力合成、環境マテリアル、超高圧力など日本が世界的に先端にある分野に絞って紹介する。 1. Orientation (Importance of Materials in Science and Technology) 全体的なガイダンスおよび科学技術における材料開発の重要性について学ぶ。 2. Inorganic Materials: Engineering Ceramics, Functional Ceramics, etc. セラミックスの微構造、構造材料としての長所・短所、機能性材料としての特徴、生体材料への応用について学ぶ 3. Material Processing in Space: Projects and Spin Out Effect. 宇宙開発の現状、低重力空間の発生方法、無重力合成の意味、宇宙開発とスピンオフについて学ぶ 4. Preparation for Individual Presentation 英語で発表することの注意点について指導する。後半のグループについてアレンジする。 5. Students' Presentation and Discussion (1) 英語での個別発表 6. Students' Presentation and Discussion (2) 英語での個別発表 7. Students' Presentation and Discussion (3) 英語での個別発表 8. Metallic Materials: Shape Memory Alloys, H2 Absorbing Alloys, etc. 非晶質金属、形状記憶合金、水素吸蔵合金について学ぶ 9. Polymers: Ferroelctric Polymers, Electric Conductive Polymers, etc. 農工大での高分子材料研究の現況、マイクロカプセル、高吸水性ポリマー、伝導性ポリマー、圧電性ポリマーについて学ぶ 10. Materials in Environment: Sensors, Catalysts, etc. 温暖化等の環境問題の現状、環境センサー、高効率エンジン、二次電池、フロン代替物質、生分解性プラスチックス、環境浄化用触媒について学ぶ 11. Materials Processing under Extreme Conditions: High Pressure etc. 圧力の意味、静的圧力の発生方法、動的圧力の発生方法、材料合成への応用、食品加工への応用について学ぶ 12. Preparation for Group Presentation 各グループで発表を準備する 13. Students' Group Presentation and Discussion 英語でのグループ発表 14. Appendix 追補 15. Closing Remarks 全体のまとめ 学習した点を各国の科学技術事情および関連した分野と比較することで、日本の科学技術の特徴を明らかにしていく。 その後、 Final Examination (期末試験)を実施する |
履修条件・関連項目 |
講義、議論等はすべて英語で行うので、ある程度の英語コミュニケーション能力が必要である。事前にレジュメを配布するので、授業で用いる専門的な英語について理解できるよう予習することが必須である。また2回のプレゼンテーションのためには、レジュメだけではなくインターネット等で最新の科学技術事情を自ら調べ、まとめる復習が必要である。授業時間30時間に加え、各回のレジュメや参考書を活用して本学の標準時間数に準ずる予習復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
インターネットを通して各回のレジュメを事前に配布する。 |
参考書 |
トピックスごとにレジュメ等で紹介する |
成績評価の方法 |
授業中の議論への参加度およびプレゼンテーション(2回)、そして期末試験の内容から総合的に判断する。 議論:20% 科学技術に関する種々のトピックについて参加者間で英語で討論する力を問う。 プレゼンテーション:30%×2 参加者でグループを作り、プレゼンテーションコンテンツを協働して作成する力を問う。 期末試験:20% 科学技術に関するトピックを文章にまとめる力を問う。 |
教員から一言 |
英語ですべて行うが、それほどハードルは高くはない。参加する留学生もそのほとんどがネィティブではないので、カタコトの英語で話す留学生もいる。基本的な英語に関する知識は日本人学生の方が高い場合も多い。この授業は英語をあくまでツールとした授業なので、学生が議論やプレゼンテーションをする際、文法や構文などにはあまりこだわらない。気軽に参加してほしい。その経験の中で、実践的な英語コミュニケーション能力が向上すると思う。授業中は参加者へ発言を頻繁に促し、それを基に参加者間で議論を進めていくので、積極的に発言してほしい。 |
キーワード |
科学技術、英語プレゼンテーション、先端材料、英語ディスカッション |
オフィスアワー |
木曜日 13:00-14:30 (あらかじめメールすることが望ましい) |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
英語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/08/30 9:02:51 |