科目名[英文名] | |||||
知的財産権・特許法 [Intellectual Property and Patent Law] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 020251 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
石井 哲 [] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本講義では、特許法を中心に実用新案法・意匠法・商標法等の知的財産権の関連法を学ぶとともに、特許検索や特許出願等の実務についても学びます。 担当教員は特許庁において知的財産を扱う業務に携わっており、特許の審査・審判に関わる実体験や現場の知識を生かした授業を行います。 本科目は、教養教育のグローバル教養科目群に区分される理系教養科目として開講されます。 |
到達基準 |
1 特許等の知的財産制度の概要を理解することができる。 2 今後の研究活動に役立つ特許情報の利用の仕方を身につけることができる。 3 特許出願明細書の作成などの基礎的な実務能力を身につけることができる。 科目別目標:自主性/自律性、国際感覚、文章表現、教養倫理、科学技術系学識 |
授業内容 |
第1回:知的財産権制度の概要 自己紹介、知的財産権制度の概要・種類 第2回:特許制度の概要 特許制度の概要、特許出願の流れ 第3回:特許になる発明 補正・分割、特許になる発明 第4回:出願手続 国内出願、外国への出願 第5回:特許情報の利用(特許情報検索) 特許情報の利用、特許情報検索 第6回:明細書の書き方[1] 特許請求の範囲・明細書・図面の作成時の注意点、具体例 第7回:明細書の書き方[2] 権利範囲を意識した特許請求の範囲 第8回:新規性・進歩性[1] 新規性・進歩性の判断手法、演習 第9回:新規性・進歩性[2] 拒絶理由への対応 第10回:新規性・進歩性[3] 拒絶理由に対する反論、補正 第11回:審判制度・実用新案法 無効審判、訂正審判、特許異議の申立て、実用新案法 第12回:意匠法・商標法 意匠法、商標法 第13回:知的財産の活用 ライセンス(専用実施権、通常実施権)、大学での活用 第14回:発明者の権利・職務発明 発明者の権利、職務発明、日亜化学事件 第15回:特許権・権利侵害・まとめ 特許権、均等論、権利侵害 |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え、テキストや参考文献を参照して本学の標準時間数に準ずる予習復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
テキストは講義毎にGoogle classroomに掲載します。 クラスコード: dgyl75p (lはLの小文字) |
参考書 |
平成31年度知的財産権制度説明会(初心者向け)テキスト https://www.jpo.go.jp/news/shinchaku/event/seminer/text/2019_syosinsya.html 平成30年度知的財産権制度説明会(実務者向け)テキスト https://www.jpo.go.jp/news/shinchaku/event/seminer/text/h30_jitsumusya_txt.html |
成績評価の方法 |
中間レポート及び最終レポートの評価(60%)、授業への参加度や宿題の評価(40%)を用いて総合的に判断します。 中間レポートと最終レポートとの両方を提出しないと、単位は取得できません。 試験は行いません。 |
教員から一言 |
キーワード |
特許、発明、知的財産権、特許庁 |
オフィスアワー |
質問等があればe-mailで受け付けます(gmailにてお願いいたします)。 |
備考1 |
新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。 |
備考2 |
この科目は、非常勤師が担当します。非常勤師の任用が確定したのちに本シラバスが修正された場合、修正されたシラバスが正式なシラバスとなります。 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/04/09 22:38:09 |