科目名[英文名]
知的財産権・特許法   [Intellectual Property and Patent Law]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 020285
責任教員 [ローマ字表記]
矢野 卓哉, 鈴木 俊之   [YANO Takuya, SUZUKI Toshiyuki]
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
知的財産は米中抗争の中心課題になっているようにグローバルな競争力の源泉となっています。他者の知的財産と自分の知的財産に関して研究開発やビジネスの分野でも関心を払う必要があります。
本科目は、教養教育のグローバル教養科目群に区分される理系教養科目として開講される、実務経験のある教員による授業である。担当教員は弁理士として知的財産を扱う業務に携わっており、弁理士業務や特許庁の審査に関わる実体験や実務の知識を生かした授業を行う。

矢野担当クラスコード : xwpb2pd
鈴木担当クラスコード : bti3l3z
到達基準
研究開発(R&D)における知的財産の役割を理解している。

科目別目標:自主性/自律性、国際感覚、文章表現、教養倫理、科学技術的学識
授業内容
第1回 ガイダンス   自己紹介 講義の進め方、成績評価の基準
第2回 知的財産法   特許法、実用新案法、意匠法、商標法について概説する。
第3回 特許法概説I  発明の完成、特許出願、出願公開、出願審査請求、
第4回 特許法概説II  特許庁における審査対応、審判等の手続きを説明する。 
第5回 特許法概説III 併せて、特許権侵害訴訟の事例を検討する。
第6回 特許法概説Ⅳ さらに、諸外国の特許制度の概説を行う。
第7回 特許法概説Ⅴ  クレーム解釈の説明を行う。
第8回 特許法概説Ⅵ  ライセンス等の特許権の有効活用について説明する。
第9回 総括
中間試験    
第10回 実用新案法概説 実用新案法を概説する。第1〜5までのまとめ。
第11回 意匠法概説   意匠法を概説する。事例紹介。
第12回 商標法概説I  商標法を概説する。事例紹介。
第13回 パリ条約    パリ条約、特許協力条約を概説する。
第14回 総合演習I   総復習を行い、最終試験対策を行う。
第15回 総合演習II   総復習を行い、最終試験対策を行う。
履修条件・関連項目
なし
授業時間30時間に加え、教科書や参考文献を参照して本学の標準時間数に準ずる予習復習を行うこと。
テキスト・教科書
標準特許法 第4版 高林 龍(有斐閣)、知的財産権法文集(平成30年改正版 発明推進協会)
参考書
工業所有権法(上)第2版 中山信弘、なるほど日本の素敵な製品(経済産業省 特許庁)、「意匠」(有斐閣 高田忠)、「商標」第6版(有斐閣 網野誠)、パリ条約講和第9版(後藤晴男 発明協会)、特許協力条約第6版(橋本良郎 発明協会)、『注解パリ条約』(ボーデンハウゼン"Guide to the Application of the Paris Convention for the Protection of Industrial Property As Revised at Stockholm in 1967")、商品形態の保護と不正競争防止法(現代産業選書 牛木理一)、著作権法概説第2版(田村義之 有斐閣) 
成績評価の方法
授業参加度・中間試験・最終試験
教員から一言
経験は問いません。
キーワード
研究開発、特許、実用新案、ノウハウ、意匠、商標、トレード・ドレス、著作権
オフィスアワー
24時間対応 :電子メール takuya133639@yahoo.co.jp
備考1
新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。
備考2
この科目は、非常勤師が担当します。非常勤師の任用が確定したのちに本シラバスが修正された場合、修正されたシラバスが正式なシラバスとなります。
参照ホームページ
特許庁HP http://www.jpo.go.jp/indexj.htm 特許情報検索 https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/10/22 18:13:23