科目名[英文名] | |||||
化学基礎 [Basic Chemistry] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 021102 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
寺 正行 [TERA Masayuki] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | 10号館203 | メールアドレス |
概要 |
<目的> 化学基礎では、高校化学の内容を基盤として、生命工学を学ぶ上で土台となる化学の基礎を学ぶ。本講義では生命工学の理解へ向けて、原子の構造、原子軌道、分子軌道に基づいた化学結合の考え方や様々な分子の分子構造・立体構造・物性・反応性に関して統一的な基本概念を学習する。 <概要> 原子軌道・分子軌道の概念について学び、化学構造が形成されるメカニズムや物性・反応性との相関について、教科書に基づいて講義する。各回の授業では、課題出題とその解説を行いながら進めるので、その回の授業内容の理解を深めながら臨んで欲しい。章末に演習問題のついている教科書を指定しているので、復習に役立ててほしい。専門用語に関しては、日本語と英語を合わせて示していくので、今後の生命工学を学ぶ上で不可欠な英単語を理解して欲しい。 受講者は必ずgoogle classroom(u4vhkf5)に登録してください。 |
到達基準 |
【到達基準】 1)原子軌道・分子軌道の概念を理解し、軌道を用いて分子の性質を議論できる。 2)分子の立体構造や物性・反応性について、原子軌道の概念まで遡って説明できる。 3) 電子の動きと化学結合が理解できる。 この科目はディプロマポリシーの観点Aに対応づけられている。 |
授業内容 |
授業内容:ウエイド有機化学の1~5章をカバーします 第1回:ガイダンス、課題提出の方法 第2回:原子の構造、構造式 第3回:化学結合 第4回:化合構造の表記法 第5回:酸と塩基 第6回:原子軌道と分子軌道(1) 第7回:原子軌道と分子軌道(2) 第8回:化学構造・化学結合のまとめ 第9回:有機化合物の命名法 第10回:有機化合物の立体配座 第11回:有機化合物の立体化学(1) 第12回:有機化合物の立体化学(2) 第13回:化学反応(1) 第14回:化学反応(2) 第15回:期末試験 授業の進度、理解度により各回の項目は前後します。 オンラインで開講される場合がありますが、その場合は事前に連絡します。 |
履修条件・関連項目 |
本講義は1年次後期以降のカリキュラムにある生命有機化学I-II、メディシナルケミストリーなどの有機化学系講義及び基礎生物化学、生命化学I-II、生命分析化学、生命無機化学など生物系講義の基礎にあたります。 課題提出ではpdfでの提出がgoogle classroom(u4vhkf5)から必要になります。 高校化学の知識はある前提で講義を行います。 |
テキスト・教科書 |
ウェイド 有機化学 原書7版(上)L. G. Wade, Jr.(著), 丸善出版 課題提出は、Google clasroom(u4vhkf5)から行いますので、受講前に登録してください。 |
参考書 |
『ウェイド有機化学 原書7版』問題の解き方 L. G. Wade, Jr.(著), 丸善出版 Solutions Manual for Organic Chemistry, 7th Edition 7th Edition |
成績評価の方法 |
課題(30%)および期末試験(70%)の成績により評価を行う。 |
教員から一言 |
生命は化学物質でできています。生命現象は化学反応で理解することができます。生命現象のキープレーヤーである生体分子を原子・分子レベルで理解するために、化学は土台となります。本講義は高校化学の知識を持つ学生の受講を想定しています。単位取得のためには講義時間外に、教科書の問題を各自で解くことが必須です。化学がわかると生命現象の面白さ、素晴らしさをより深く理解できるようになります。暗記ではなく、説明、応用できる知識を身につけられるように取り組んでください。 |
キーワード |
原子、分子、化合物、原子軌道、分子軌道、化学結合、分子構造、有機化合物の結合様式、酸と塩基、立体化学 |
オフィスアワー |
月曜日の夕方(17時以降)必ず事前に |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/08/14 9:59:39 |