科目名[英文名]
線形代数学Ⅱ   [Linear Algebra Ⅱ]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 021920
責任教員 [ローマ字表記]
木原 裕充   []
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
平面や空間を一般化したベクトル空間と,ベクトル空間の間の線形写像を定義し,線形写像を行列を用いて表示することによりその性質を調べる方法を学びます.とくに,ベクトル空間の基底や次元,線形写像の像と核などの基本的な事項と計算法を学び,さらに,固有値と固有ベクトル,線形変換の対角化,内積空間などの概念と手法を習得することにより,線形代数学への理解を深めます.

この科目は、非常勤講師が担当します。非常勤講師の任用が確定したのちに本シラバスが修正された場合、修正されたシラバスが正式なシラバスとなります。

クラスコード:qsrjqq4
到達基準
ベクトル空間,線形写像,一次独立性,基底,固有値と固有ベクトルなど線形代数学の基本的な概念を理解し,さらに,行列の基本変形を使って線型写像の像と核の基底,線形変換の固有空間や対角化などの具体的な計算が出来るようになることを目標とします.

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください.
授業内容
1. 数ベクトルと連立方程式
2. ベクトル空間とその部分空間
3. 一次独立と一次従属
4. 一次独立なベクトルの最大個数
5. ベクトル空間の基底と次元
6. 線形写像
7. 線形写像の表現行列
8. ベクトル空間の同型,固有値と固有ベクトル
9. 正方行列の対角化
11. 計量、エルミート計量
12. シュミットの直交化法と直交行列
13. 実対称行列の直交対角化
10. 広義固有空間
14. 正規行列、ジョルダンの標準形
15. 期末試験

※授業計画は、出席者の興味や理解に合わせて進度を変更することがある。
履修条件・関連項目
線形代数学Iで学習した事項を前提とする.
授業時間 30時間に加え、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと.
テキスト・教科書
三宅敏恒「入門線型代数」培風館
参考書
随時指示する
成績評価の方法
中間試験(50%)+ 期末試験(50%)
教員から一言
キーワード
ベクトル空間,線形写像,一次独立,基底,次元,表現行列,固有値,固有空間,対角化,内積
オフィスアワー
1回目の授業で伝えます.
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/10/05 21:24:18