科目名[英文名] | |||||
連続体物理 [Physics of Continuous Media] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 022253 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
吉野 大輔 [YOSHINO Daisuke] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
血液の流れや組織・細胞の変形などの生体内の物理現象を理解する上では、生体を原子や分子の集合体として捉えてその巨視的物性に着目し、それらが連続的に分布した媒質とみなす近似が有効となる。本科目では、このような連続体の基礎的な扱い方を学習し、工学的な観点から生体内の物理現象を捉える技術を習得することを目的としている。 Google Classroomコード:kr3n5ly |
到達基準 |
連続体の運動(変形や流れ)の表現方法、力との関係を結ぶテンソルの概念などを理解し、基礎方程式が理解できること。また、基礎方程式を発展させて、細胞の変形や血液の流れを表現できること、連続体の概念を用いて生体内の物理現象を直感的に理解する力を培うことを到達目標とする。 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
第1回 連続体力学の意義・連続体とは 第2回 弾性体の変形 第3回 棒の変形1 第4回 棒の変形2 第5回 梁の変形1 第6回 梁の変形2 第7回 梁の変形3 第8回 前半のまとめ 第9回 テンソル代数:ベクトル演算の復習とテンソル演算 第10回 テンソル解析 第11回 応力とひずみ 第12回 弾性体の運動方程式 第13回 流体の変形と運動 第14回 流体力学の基礎方程式 第15回 本講義のまとめ |
履修条件・関連項目 |
力学、線形代数学、微分積分学、工学基礎数学、工学応用数学を履修していることが望ましい。 本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
講義のオンライン化に伴う措置として講義資料をPDFにて配布する。 |
参考書 |
佐藤 理,「連続体物理」 朝倉物理学選書5(朝倉書店) 中村 喜代次,森 教安,「連続体力学の基礎」(コロナ社) 京谷 孝史,「よくわかる連続体力学ノート」(森北出版株式会社) |
成績評価の方法 |
宿題点20点および中間試験、最終試験各40点の合計100点 90点以上はS、80点〜89点はA、70点〜79点はB、60点〜69点はC |
教員から一言 |
キーワード |
応力、ひずみ、線形等方弾性体、ニュートン流体、ラグランジュ表示法、オイラー表示法 |
オフィスアワー |
なるべく講義終了後に質問すること。それ以外の場合は、メールにて受付、時間は随時調整。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/09/29 8:54:09 |