科目名[英文名] | |||||
生化学 [Biochemistry] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 022269 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
吉野 大輔 [YOSHINO Daisuke] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
生化学反応は生命現象の素過程であり、複数の反応が複雑に絡み合うことによって生命活動が成り立っている。本科目では、生体を構成する様々な物質の構造や機能、生命を維持するための多くの反応機構にについて概説する。医療分野における複雑で多様なニーズを理解し、柔軟な発想を基に生体医用システム工学に関連する研究開発の課題解決に取り組む能力を支える土台の一つとして生化学の基礎を習得することを本科目の最終目的としている。 Google Classroomコード:ef26vdo |
到達基準 |
(1)生物を構成する主要な分子の構造、機能について理解する。 (2)生化学反応の触媒としての酵素の機能とメカニズムを理解する。 (3)糖、脂質、タンパク質の代謝経路の要点を理解して説明できる。 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
第1回 生命現象と生化学 第2回 タンパク質および酵素の構造と機能 第3回 酵素の作用機構(1):活性と反応機構 第4回 酵素の作用機構(2):反応速度論 第5回 生体エネルギー学 第6回 糖質の代謝(1):クエン酸回路 第7回 糖質の代謝(2):解糖系 第8回 前半のまとめ 第9回 脂質の代謝 第10回 タンパク質とアミノ酸の代謝 第11回 情報高分子の構造と機能 第12回 遺伝子発現の制御 第13回 細胞内情報伝達の生化学(1):生体膜の構造と機能 第14回 細胞内情報伝達の生化学(2):細胞内シグナル伝達機構 第15回 本講義のまとめ |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
プリントを使用する。 |
参考書 |
イラストレイテッド ハーパー・生化学 原書30版(丸善出版) Essential細胞生物学 原書第4版(南江堂) |
成績評価の方法 |
宿題点20点および中間試験、最終試験各40点の合計100点 90点以上はS、80点〜89点はA、70点〜79点はB、60点〜69点はC |
教員から一言 |
生体機能の模倣や、生体応答を考慮したシステムの設計・開発を行う上で、生命現象の素過程である生化学反応を学ぶことは重要です。生化学の基礎的な内容を取り扱うだけでなく、工学的観点からの研究への応用についても紹介します。 |
キーワード |
タンパク質、酵素、糖、脂質、代謝、細胞内シグナル |
オフィスアワー |
なるべく講義終了後に質問すること。それ以外の場合は、メールにて受付、時間は随時調整。 |
備考1 |
Google Classroomコード:ef26vdo |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/04/06 15:35:43 |