科目名[英文名] | |||||
無機化学演習 [Exercises in Inorganic Chemistry] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 022375 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
沖田 尚久 [OKITA Naohisa] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
無機化学演習は、無機化学Ⅰ〜Ⅲ、分析化学を履修の上、その内容を使える知識として定着させるための演習形式の授業である。無機化学や分析化学の知識を真に身につけるためには、単に講義を聴いているだけでは不充分であり、演習問題を自分で解いていくことが必須である。授業では、毎回試験を行う。試験範囲については授業のスケジュールとともにガイダンスの際に予め公表する。1回の授業は1)演習、2)演習問題についての解説から成る。 クラスコード:dqon4no |
到達基準 |
この演習の目的は、問題を自ら解くことを通して1年次および2年次に学習した無機化学や分析化学の基礎的な知識をより確かなものとして習得することであり、その知識を基にして、様々な無機化学に関連した現象や分析化学に関する手法を理解できるようになることである。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
第1回 ガイダンス 第2回 分析化学:溶液の濃度、溶液内平衡 第3回 分析化学:酸塩基滴定 第4回 分析化学:その他の滴定 第5回 分析化学:重量分析・分離法 第6回 第2回から5回までの内容のまとめ。 中間試験 第7回 無機化学Ⅰ:原子構造(量子化と原子軌道) 第8回 無機化学Ⅰ:分子構造(局在化結合近似、分子軌道論) 第9回 無機化学Ⅰ:イオン性固体(結晶格子、格子エネルギー、イオン球の充填) 第10回 無機化学Ⅱ:酸と塩基、酸化と還元 第11回 無機化学Ⅱ:元素の周期律、典型元素 第12回 無機化学Ⅲ:配位子化合物: 命名法 第13回 無機化学Ⅲ:異性体、全生成定数 第14回 無機化学Ⅲ:d軌道分裂、LFSE/スピン状態、磁性 第15回 第7回から14回までの内容のまとめ。 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
演習では、演習問題の出題範囲を公表している。そのため、事前に出題範囲に関連するテキストを読み直し、関連する問題を解くなどの予習が必要である(12時間)。 授業終了後、各自で答案を確認し、間違えた部分についてはテキストや解答例、また授業での解説などと照らし合わせて再確認する3時間)。 授業時間30時間と上記の授業外学習を加え、本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行うこと。 学習内容は、本学の標準時間数に準じている。 無機化学Ⅰ、Ⅱおよび分析化学を履修していることが前提。また、2年次後学期に並行して行われる無機化学Ⅲを同時に履修する(もしくは履修済みである)こと。 |
テキスト・教科書 |
講義担当者が作成した問題集を使用する。 |
参考書 |
無機化学Ⅰ〜Ⅲ、分析化学および機器分析Ⅰで使用した教科書・参考書および配布プリント類 |
成績評価の方法 |
原則として、各回の試験の合計点(100%)で成績を評価する。だだし、授業への参加度も考慮する場合がある。演習科目であるので全日出席を単位取得の前提とする。 2021年度の成績分布は、S(18%)、A(23%)、B(39%)、C(9%)、D(11%)である。 |
教員から一言 |
予め出題範囲を指定するので必ず予習をしておくこと。自分の頭で考えることが無機化学や分析化学をマスターするためのポイントである。 |
キーワード |
無機化学、分析化学、機器分析 |
オフィスアワー |
随時対応する。教員の連絡先は、ガイダンス資料を参照すること。 |
備考1 |
クラスコード:dqon4no |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/30 19:06:19 |