科目名[英文名] | |||||
制御工学Ⅰ [Control Engineering Ⅰ] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 022571 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
田川 泰敬 [TAGAWA Yasutaka] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
クラスコード: 2sgsrpm 古典制御の基礎を学ぶ.具体的には,ラプラス変換,伝達関数,伝達関数の利点,代表的な要素の性質,制御系の評価指標,古典制御に基づく制御系設計など.制御工学は数式を多用する学問ではあるが,本講義ではただ数式の変形に時間を費やすことはできるだけ避け,その数式の持つ工学的意味を理解できるよう,常に実際の機械システムの制御を意識した講義を心がける.また,理解を助けるための演習問題を状況に応じて課す. なお, 学科カリキュラムの専門基礎科目に該当する. |
到達基準 |
周波数領域でシステムを考えることに慣れ,周波数領域での制御設計ができるようになること. 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください. |
授業内容 |
第1回 制御とは? ラプラス変換の復習 第2〜3回 伝達関数のアドバンテージ (応答計算,安定性,周波数応答特性,システムの結合) 第4〜6回 代表的な制御要素の性質 第7〜9回 制御系の安定性(ナイキストの安定判別) 第9〜11回 制御系の評価指標(定常偏差,安定余裕) 第12〜14回 制御設計 位相進み遅れ補償,PID制御 第15回 まとめ 定期試験 |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと 機械力学,微分方程式,線形代数 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
フィードバック制御入門 杉江俊治,藤田政之 コロナ社 |
成績評価の方法 |
授業中に宿題として課したレポートと期末試験によって成績を評価する. レポート 20% 定期試験 80% |
教員から一言 |
式の変形だけに捕らわれず常に制御の目的について考えること,また,周波数領域でシステムを考えることに慣れてほしい |
キーワード |
伝達関数,極,周波数応答,安定判別,安定余裕,定常偏差,位相進み遅れ補償,PID |
オフィスアワー |
メールにてアポイントメント |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
クラスコード: 2sgsrpm |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/04/01 23:46:25 |