科目名[英文名] | |||||
機械システム設計製図 [Mechanical Systems Design and Drawing] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 022579 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
石灰 伸好, 関本 諭志 [ISHIBAI Nobuyoshi, SEKIMOTO Satoshi] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
大学で機械工学を学んだ学生が社会に出て技術者として活躍する場は広く、研究開発,設計,製造,品質保証など多岐に亘っている。そのような分野で共通して要求されることは、‘ある機能を実現させるために必要になるすべての情報を作り出す力’すなわち広義の設計する力である。本講座は、製作しようとする物の技術情報を作り出し、他人に伝える手段となる情報(設計方針、設計形状)に関して、設計計算、統計的手法(ばらつきの概念、相関、正規化、実験計画法、ビックデータの概要)と製図法の知識を通して、設計手順の基礎を学ぶことを目的とする。 講座では、前半テキストとこれに付随した資料に基づいた講義により、設計(製図の指示、形状決定手段等)する上での基本ルールと機械要素の概要を学び、後半講師が体験した実例を基に、設計計算、統計的手法の活用、レポート作成手順、設計計算書作成の実習を行なう。 <受講選択上の注意> この授業の他にも複数「機械システム設計製図」があり,そのうちの一つを選択しますが,教員側で各学生の所属コースを加味して受講する授業を振り分けるので,原則その結果に従って受講登録をしてもらいます. 履修予定の授業と時間が被るなど,特別に理由が認められる場合はクラスの変更が可能です. 振り分け結果の参照方法は備考1を参照のこと. |
到達基準 |
機械図面の読み方と描き方を理解し、自らのアイデアで機械設計できるようになる。 |
授業内容 |
第1 回 10/ 3(月) 受講案内,自動車開発の概要, 製図の基礎,図形の表し方,製図演習 第2 回 10/10(月) 寸法記入法,表面性状と図示方法,製図演習 第3 回 10/17(月) 寸法公差とはめあい,幾何公差と普通公差,製図演習 第4 回 10/24(月) ねじ,軸,設計計算・製図演習 第5 回 10/31(月) 軸受およびシール,歯車,設計計算・製図演習 第6 回 11/ 7(月) 溶接継手,ばね,配管,設計計算・製図演習 第7 回 11/14(月) 材料記号,加工法,多変量解析概論(相関, 正規化、性能近似式等) 第8 回 11/21(月) 実験計画法概論, 強度計算(1) (例)ボルト締結 第9 回 11/28(月) 強度設計(2) (例)熱膨張・収縮、設計とは?、遠心ファン性能設計 第10回 12/ 5(月) 遠心ファン設計 第11回 12/12(月) 遠心ファン設計 第12回 12/19(月) 遠心ファン設計 第13回 1/16(月) 遠心ファン設計 第14回 1/23(月) 遠心ファン設計 第15回 1/30(月) ビッグデータと実験計画法でのデータの関係、設計計算書完成と提出 |
履修条件・関連項目 |
配布した講義資料やテキストを参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
・講師作成の講義資料、配布プリント ・必要用具:製図用具,関数電卓,授業ノート ・その他 必要に応じて、材料力学などの教科書 |
参考書 |
林 洋次編著 「役にたつ機械製図」 (株)朝倉書店発行 |
成績評価の方法 |
設計計算書の内容により評価する。(演習は毎回提出要ですが、採点対象にしない) 2/3以上の出席がない者は評価の対象としない。(全講義出席が基本) …体調不調等の場合は事前申請要(欠席の場合、課題(演習等)提出要) |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
受講に関する連絡は原則M科グループメールを介して行います. メールにはクラス分けリストを添付することもあるので,必ず添付ファイルの有無を確認してください. 2022年現在,グループメールがすべてGmailの「迷惑メール」フォルダに格納されてしまう問題があるため, 1)迷惑メールフォルダを開けて当該ファイルを開く 2)クラス分け結果を添付している可能性があるので,「迷惑メールではないことを報告」ボタンを押して受信トレイに移動 3)添付のファイルがあればそれを確認 の手順を必ず踏むようにしてください. 不明な点があれば,実務担当の関本(satoshi-sekimoto@go.tuat.ac.jp)まで. |
備考2 |
クラスコード: lhf3r2x |
参照ホームページ |
招待リンク: https://classroom.google.com/c/NTQ0NTAwNDkxMzc3?cjc=lhf3r2x |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/10/04 10:15:34 |