科目名[英文名] | |||||
機械システム設計製図 [Mechanical Systems Design and Drawing] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 022582 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
佐藤 英志, 関本 諭志 [SATOU Hideshi, SEKIMOTO Satoshi] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
機械工学を学んだ学生が、卒業後に研究開発・設計・生産技術・加工技術などの技術者として『ものづくり』に携わっている。その技術者にとって重要な図面は、手書き製図から3次元CADに作図手法が変わり、それに伴い開発手法も変化してきた。しかし開発手法が変化しても、設計手順や図面に対する要求事項は変わらない。むしろ技術者がグルーバルに活躍することで、図面に含まれる情報に対する要求は厳しくなってきている。 本講座では、手書き製図や設計手順などの実習を通して設計の基礎を学び、『ものづくり』について理解することを目的とする。講義の流れとしては、テキストおよび講師作成の資料を基に製図の基本を学び、その上で設計仕様決定から図面作成までの実習を行う。 <受講選択上の注意> この授業の他にも複数「機械システム設計製図」があり,そのうちの一つを選択しますが,教員側で各学生の所属コースを加味して受講する授業を振り分けるので,原則その結果に従って受講登録をしてもらいます. 履修予定の授業と時間が被るなど,特別に理由が認められる場合はクラスの変更が可能です. 振り分け結果の参照方法は備考1を参照のこと. |
到達基準 |
図面に必要とされる情報を理解でき、テーマに沿った基本的な開発ができるようになる。 |
授業内容 |
第1回 製図の必要性、図面の基本(〜補助図)、演習(図面枠、Vブロック) 第2回 図面の基本(寸法〜普通公差)、演習(パッキン押え、はさみゲージ) 第3回 図面の基本(表面性状〜表面処理)、参考図面の紹介、演習(アイボルト、スパナ) 第4回 開発の流れ、ばねの設計、シールの設計、演習(ばねの設計、シールの抵抗) 第5回 軸の設計、軸受の設計、演習(軸) 第6回 歯車の設計、演習(歯車の諸元計算、歯車2種類) 第7回 演習(ハンドル車、立体図→平面図、平面図→立体図) 第8回 図面の作成演習の解説、減速機設計課題の説明、構想設計、設計仕様書作成 第9回 減速機設計課題(構想図、歯車諸元の計算、軸受の選択と寿命計算) 第10回 減速機設計課題(構想図、歯車諸元の計算、軸受の選択と寿命計算) 第11回 減速機設計課題(計画図) 第12回 減速機設計課題(計画図) 第13回 減速機設計課題(計画図、部品図) 第14回 減速機設計課題(部品図) 第15回 設計課題の総括(設計仕様書、構想図、計画図、部品図、設計資料) |
履修条件・関連項目 |
・大学内製図室以外の環境(自宅等)において、A3サイズの図面を描くことができる机などを有していること。 ・基本的には対面での講義だが、オンラインでの受講をする場合を想定し、オンラインでの受講が可能な環境を有していること。 |
テキスト・教科書 |
・テキスト:林洋次編著 『役に立つ機械製図』 (朝倉書店) ・講師作成の配付資料 ・必要道具:製図道具(鉛筆H&HB、三角定規、コンパス、製図用テープなど)、筆記具、ノート、閲覧用のノートパソコンまたはタブレット(スマートフォン可)、電卓(第6回以降) |
参考書 |
成績評価の方法 |
・試験は行わず、演習課題や設計課題を提出することで評価する(基本的に全数提出)。 ・但し製図道具を使用せず図面を描いた場合は、減点の対象とする。 ・4/5以上の出席を必須条件とする。(基本は全講義出席) ・尚、体調不良などによる欠席の場合は、所定の書類を提出することで欠席扱いにはしない。 |
教員から一言 |
教員が企業において実践してきた開発業務を紹介しつつ、実践的な設計手順や作図について説明します。また課題図面を描くことで、図面の読み方や描き方に慣れてもらいます。 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
受講に関する連絡は原則M科グループメールを介して行います. メールにはクラス分けリストを添付することもあるので,必ず添付ファイルの有無を確認してください. 2022年現在,グループメールがすべてGmailの「迷惑メール」フォルダに格納されてしまう問題があるため, 1)迷惑メールフォルダを開けて当該ファイルを開く 2)クラス分け結果を添付している可能性があるので,「迷惑メールではないことを報告」ボタンを押して受信トレイに移動 3)添付のファイルがあればそれを確認 の手順を必ず踏むようにしてください. 不明な点があれば,実務担当の関本(satoshi-sekimoto@go.tuat.ac.jp)まで. |
備考2 |
クラスコード: 76tjxnm |
参照ホームページ |
招待リンク: https://classroom.google.com/c/NTQ0NDgyOTMyMjk1?cjc=76tjxnm |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/10/04 10:16:18 |