科目名[英文名]
コンピュータプログラミングⅠ   [Computer Programming I]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 022583
責任教員 [ローマ字表記]
堀 琢磨, 山中 晃徳   [HORI Takuma, YAMANAKA Akinori]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
コンピュータープログラミングとは人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与えるものであり,機械工学において不可欠なものである.本学科においては,機械工学に関連する様々な物理現象の解析と理解のためのシュミレーションや機械システムの設計・解析等のために,コンピュータの操作とその言語プログラミングを自在に行うことができる能力を養うことを教育目標の一つとしている.本講義ではコンピュータ利用の入門およびC言語を用いて,簡単な文字列処理や数値解析のプログラムを作成する.
本講義は学科カリキュラムの専門基礎科目に該当する.

google classroom
https://classroom.google.com/c/NDc2ODk1NzY1OTYw?hl=ja&cjc=g3nbm3w
到達基準
・Python言語を用いて,簡単な数値解析のプログラムが作成できる.
・本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください.
授業内容
1. ガイダンス(ネットワークを利用する上での常識について)
2. プログラミングとは
プログラム言語の動作の手順・動作環境を整える方法を学ぶ.講義中に課題を出す.
3. 数値の入力
数値の入力および出力について学ぶ.講義中に課題を出す.
4. 図形の面積
図形の面積の算出プログラムを例に,目標を達成するためのプログラム構築の考え方の基礎を学ぶ.講義中に課題を出す.
5. 条件分岐 if文
場合分けの方法について学ぶ.講義中に課題を出す.
6. 条件分岐 if複合文
前回学んだ場合分けの高度な方法について学ぶ.講義中に課題を出す.
7. 繰り返し文(for文)
繰り返しの処理方法について学ぶ.講義中に課題を出す.
8  1-7回のまとめ
9  while文,二重ループ
繰り返し文の7とは異なる処理方法について学ぶ.講義中に課題を出す.
10  関数,ヘッダー,ライブラリ,数値計算,例外処理
プログラムにおける関数の概念を理解する.講義中に課題を出す.
11  ファイルへの書き出し
プログラムからのアウトプットの方法について学ぶ.講義中に課題を出す.
12  配列,多次元配列
プログラムにおける配列の概念を理解する.講義中に課題を出す.
13  関数と配列
関数(10回)と配列を組み合わせた処理方法を学ぶ.講義中に課題を出す.
14  課題演習
課題演習により,これまで学んだプログラミング技術の理解を深める.講義中に課題を出す.
15  これまでのまとめ
期末試験, 後半の復習.
履修条件・関連項目
本講義はコンピュータによる計算を初めて体験する学生を対象にしている.コンピュータプログラミングIIにつながる基本となる.
授業時間30時間と課題作成にかかる時間に加え,配布した講義資料や参考書を参照し, 本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと.
テキスト・教科書
オンライン教材を配布する
参考書
成績評価の方法
50点、演習課題
50点、期末テスト
出席のみの評価は行わない
オンライン教育における成績評価方法は、すべての出席を前提とし、双方向性
を利用した学習意欲、課題等を総合的に評価 し、本学が定める標準的な学修時間に相当する学修効果が認められる場合に単位を付与します。評価の割合は以下の通りです。平常点および 課題 50%および期末テスト 50%で評価します。総合評価により以下の 基準で単位を付与します。S: 90 点以上、A:80 点以上 90 点未満、B:70 点以上 80 点未満、C:60 点以上 70 点未満。
教員から一言
プログラミングは、工学系のほぼどの分野に行っても必要になります。
プログラミングは「慣れること」が重要ですから、たくさん練習して慣れましょう。
なお、資料の配付,課題の提出はGoogle classroomも利用します。
キーワード
コンピュータ,算法,Python言語
オフィスアワー
まずはメールで連絡を。
備考1
コンピュータ演習室内では飲食禁止である.
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/03/18 15:07:02