科目名[英文名] | |||||
代数学 [Algebra] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 022653 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
原 伸生 [HARA Nobuo] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | 12-214 | メールアドレス |
概要 |
クラスコード:whnvdpi 代数学の基本的な考え方について,整数の集合や文字の置換のなす群など,身近な例を使って解説する. |
到達基準 |
1. 最もやさしい不定方程式である1次合同式を解けるようになること. 2. 合同式を通して,同値関係や剰余類の概念への理解を深めること. 3. 有限体やその上のベクトル空間の計算とその応用に親しむこと. 4. 群などの代数系について具体例を通して親しみ,理解すること. ディプロマ・ポリシーの観点からの本科目の位置付けについては,履修案内のカリキュラムマップを参照のこと |
授業内容 |
I. 整数 (1) ユークリッドの互除法と素数 (2) 合同式 (3) 初等整数論におけるいくつかの定理 (4) 応用: 初等整数論と暗号 II. 同値関係と有限体 (1) 剰余類と剰余環 Z/nZ の構成 (2) 有限体 (3) 有限体上のベクトル空間 (4) 応用: 線型符号 III. 群 (1) 群の定義と例 (2) 位数,部分群 (3) 剰余類とラグランジュの定理 (4) 正規部分群,剰余類群 (5) 準同型写像と準同型定理 |
履修条件・関連項目 |
線形代数学Ⅰ,Ⅱを履修していることが望ましい. |
テキスト・教科書 |
教科書は指定しない. 講義ノートのpdfファイルをGoogle classroom上で授業資料として掲示する. |
参考書 |
和田?幸・小田文仁共著「群論入門 講義と演習」培風館 その他,必要に応じて随時指示する. |
成績評価の方法 |
課題レポートと期末試験による.両者の比率は概ね 1:1 の予定. 注.オンライン授業となった場合には、教室オンライン授業の様子を見て,変更もあり得ます. |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
希望日時を考慮して調整します. |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/09/12 11:01:38 |