科目名[英文名] | |||||
情報理論 [Information Theory] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 022656 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
渡辺 峻, 中山 悠 [WATANABE Shun, NAKAYAMA Yu] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
日ごろ使っているインターネットや携帯電話は,情報理論に立脚しています.情報理論は,効率的にデータを保存する仕組み,誤りのない信頼性の高い通信の仕組みなど,情報通信システムを構築する際に必要な基本原理を提供する学問になります.本講義では,符号化の概念,基本的な符号化方法から始め,符号化の性能の限界を与える重要な定理とその意義について理解することを目的とします. Googleクラスルームのコードはpqe5wdcです. |
到達基準 |
基本的な符号化方法,情報量,通信路容量,符号化の限界ならびにその意義を説明できる. 工学部履修案内中の情報工学科カリキュラムマップのディプロマ・ポリシーの観点(B)に該当する. |
授業内容 |
第1回 イントロダクション 第2回 誤り検出符号 第3回 誤り訂正符号 第4回 データ圧縮 1 第5回 データ圧縮 2 第6回 演習1 第7回 中間試験 第8回 中間試験までの振り返り 第9回 情報量とデータ圧縮 第10回 情報源符号化定理 第11回 通信路符号化と通信路容量 第12回 通信路符号化定理 第13回 通信路符号化定理証明のアイディア 第14回 演習2 第15回 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
学科専門科目のコア科目に区分さる必修(2単位)の講義である.授業時間30時間に加え,配布した講義資料や 参考書を参照し,60時間の授業外の予習と復習を行うこと. |
テキスト・教科書 |
講義は板書で行う.適宜,講義資料を配布する. |
参考書 |
植松 友彦,「イラストで学ぶ 情報理論の考え方」,講談社(2012) 楫 勇一,「情報・符号理論」,オーム社(2013) ジミー ソニ &ロブ グッドマン,「クロード・シャノン 情報時代を発明した男」,筑摩書房(2019) Stefan M. Moser & Po-Ning Chen, "A Student's Guide to Coding and Information Theory," Cambridge University Press (2012) |
成績評価の方法 |
中間試験(50%),期末試験(50%)で判定する. |
教員から一言 |
IT社会の基礎となる理論であり,情報工学に携わる者として必要な知識や考え方を修得するために必須の科目 である.予習,復習を十分に行って理解を深めて欲しい. |
キーワード |
情報量 エントロピー 通信路容量 符号化 誤り訂正 |
オフィスアワー |
オフィスアワーは火曜10時〜12時.その他教員が在室していれば,質問等随時対応する.mailでの質問 も可能である. |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/10/07 10:12:18 |