科目名[英文名] | |||||
情報化社会と職業 [Socio-Information Studies] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 022660 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
岡野 一郎 [OKANO Ichiro] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | 12号館327室 | メールアドレス |
概要 |
この授業では、社会情報学の基礎を学びます。 人間のコミュニケーションの特徴を理解した上で、コミュニケーションの歴史をたどり、各種のメディアを介したコミュニケーションの特徴を見ていきます。 現在私たちをとりまく政治・経済・民族・国家、等々と、情報はどういう関係にあるのか。このことを考えるためには、まず私たち個人個人と社会が、情報によってどのようにつながっているかを理解する必要があります。その次に、そのような原理的な構造が、歴史の中でどのように変化、発展してきたかを見ていきます。そして最後に、現代社会における私たちの生き方、社会の在り方に対して、情報が持つ意味を考えます。 この科目は知能情報システム工学の専門科目を新たな視点から捉える助けとなることを目的として開講されます。 |
到達基準 |
機械とは異なった人間のコミュニケーションの特徴を理解できる。 社会構造の歴史的な変化に応じたメディアの変化を理解できる。 現代社会における情報の特徴を理解できる。 ※ディプロマ・ポリシーの観点については、履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
第一部:情報とコミュニケーション 第1回目:ガイダンス:科学の世界と日常の世界 第2回目:非自然的意味・発話行為・コミュニケーション的行為 第3回目:テキストとコンテキスト 第4回目:メディアと思考 第5回目:マスメディアがつくる世界 第6回目:コミュニケーションと身体 第二部:情報と社会の歴史 第7回目:コミュニケーション/意識/社会の歴史 第8回目:メディアと社会構造 第9回目:資本主義社会の変容と20世紀のメディア 第10回目:高度消費社会からネットワーク社会へ 第三部:情報と社会の現在と未来 第11回目:ネットワークされた個人主義 第12回目:情報の消費化 第13回目:情報の個人化 第14回目:個人情報とプライバシー 第15回目:情報教育とCODEのリテラシー |
履修条件・関連項目 |
2単位の選択科目である。 単位取得には、2/3以上の出席が必須。遅刻・早退は2回で欠席1回とみなす。 授業時間30時間に加え、テキストや参考書を用いて本学の標準時間数に準ずる予復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
『共生のための社会情報学』10月刊行予定 |
参考書 |
適宜紹介します。 |
成績評価の方法 |
授業参加度(40%)、毎回の小テスト(40%)、最終小レポート(20%):機械とは異なった人間のコミュニケーションの特徴の理解、社会構造の歴史的な変化に応じたメディアの変化の理解、現代社会における情報の特徴の理解を評価する。 |
教員から一言 |
キーワード |
コミュニケーション, 資本主義, 情報, メディア |
オフィスアワー |
特にないので、メールで相談して下さい。 |
備考1 |
クラスコードは以下になります。 t3oe4xt |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/10/03 21:51:35 |