科目名[英文名]
生理医工学   [Physiology]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 023156
責任教員 [ローマ字表記]
稲田 全規   [INADA Masaki]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
 生命現象を理解するには、遺伝子、タンパク質、細胞、器官、生命個体、という各々の単位で理解することが必要である。生理学の講義では、ヒトのからだのしくみを細胞、器官(臓器)、固体で理解することを目的とする。また、病気の発症や健康についての理解を深め、そのメカニズムを理解する応用力を養うために、各器官のしくみと調節因子と関連させて、病気の発症についても講義する。例えば、膵臓の機能とインスリンについて学ぶと同時に糖尿病について学ぶことによって応用力を養うことが可能となる。生理学I(3年前期)では内分泌(ホルモン、生殖、糖尿病など)・がん・消化器(胃や腸)・感覚器(眼、耳、鼻)について、生理学II(3年後期)では筋肉・血液・免疫・循環器(血管と心臓)・呼吸器(肺)・泌尿器(腎臓と膀胱)について学ぶ。生理学の履修により、ヒトの全身の器官について、その形と機能、病気との関連を理解することができる。

履修者各位
Google Class クラスコード:sywipop

2022年の生理医工学は4/8日より開講します。
対面講義ですが、Google Classに登録し、各自PCを持参して下さい。
到達基準
以下の内容について、理解・説明ができること
・ヒトの各種臓器の形と機能、病気との関連
授業内容
ヒトの各種臓器の形と機能、病気との関連について、生理医工学では、次の項目について講義する。

個体のホメオスタシス
栄養と代謝
エネルギー産生と消化
糖代謝
効果器 筋
効果器 骨
生活習慣病
メタボリック・シンドローム
脂質異常症
糖尿病
癌疾患
履修条件・関連項目
関連科目
2年生前期、細胞生物学Iを履修しておくことが好ましい。
3年生後期、食品医薬品開発工学と連携
テキスト・教科書
講義で適宜に配布
参考書
シンプル生理学(改訂第7版) 南江堂  著者:貴邑冨久子、根来英雄 (生協で購入可能)
成績評価の方法
課題、ドリル、レポートによる総合評価
教員から一言
 生命工学科の3年生にとって、生理学の講義は「生命を理解する」ために、ヒトの全身の器官(臓器)の形や機能について理解し、また、関連する病気について学べる唯一の授業です。また、卒業研究や大学院への進学、将来の就職を考える上でも、生命科学の基礎と応用力を養うことが可能です。積極的な姿勢で受講することを期待しています。
キーワード
病態生理、ヒトのからだ、生命、動物、病気
オフィスアワー
講義終了後、適宜
備考1
履修者各位 Google Class クラスコード:sywipop
2022年の生理医工学は4/8日より開講します。対面講義ですが、Google Classに登録し、各自PCを持参して下さい。
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2022/07/12 15:56:37