科目名[英文名] | |||||
生命工学実験Ⅲ [Experiment for Biotechnology and Life Science Ⅲ] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 4 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 023171 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
平田 美智子, 一川 尚広 [HIRATA Michiko, ICHIKAWA Takahiro] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
授業の到達目標及びテーマ 生命工学科3年次の関連科目の習得に伴った生命工学の研究に必要な実験技術の基礎を学ぶ。バイオテクノロジーの諸分野で必要とされる基本的な実験手法について学ぶと共に実験に対する心構えや正しい考え方を養う事を目的とする。内容は有機化学実験・物理化学実験、分子生物学実験・生物化学実験及びバイオ機器のテーマを行う。 授業の概要 分子生物学実験・生物化学実験では動物細胞の培養、遺伝子導入などの項目を行う。有機化学実験・物理化学実験では、タンパク質3次元構造の安定性の解析、タンパク質の構造解析の手法、組換えタンパク質の発現と精製などについて学ぶ。バイオ機器では、バイオ実験に使用する基本的な機器の使用法について学ぶ。 クラスコード:mgggop3 |
到達基準 |
生命工学関連分野の研究を行う上で必要な基礎技術を習得するとともに、分野融合させた実験を体験することでグローバルな視野を身につけること。また、本実験を通して、実験に対する心構えやノート、レポートの書き方など、研究を行う上で必要な基礎能力を身につけること。 |
授業内容 |
授業計画(班によっては、順番が異なることもある) 第1回 実験概要の説明・安全講習・実験器具の確認など 第2回 動物細胞の培養 第3回 動物細胞への遺伝子導入① プラスミド抽出 第4回 動物細胞への遺伝子導入② DNAの精製 第5回 動物細胞への遺伝子導入③ エレクトロポレーション 第6回 動物細胞への遺伝子導入④ 導入遺伝子の確認 第7回 タンパク質3次元構造の安定性の解析 第8回 タンパク質の構造解析1 第9回 タンパク質の構造解析2 第10回 組換えタンパク質の発現 第11回 組換えタンパク質の精製 第12回 シークエンスサンプルの調整と泳動 第12回 塩基配列の解析1 第13回 塩基配列の解析2 第14回 サザンハイブリダイゼーション(サンプル調整〜トランスファー) 第15回 サザンハイブリダイゼーション(染色〜データ解析) |
履修条件・関連項目 |
関連分野の授業知識がある事。 |
テキスト・教科書 |
生命工学実験Ⅲテキスト |
参考書 |
項目に応じて必要時に指示 |
成績評価の方法 |
実験活動、実験ノート、レポート課題等による総合評価 全日程終了後に成績評価を行う。 |
教員から一言 |
生命工学の研究に必要な実験技術と理論体得を、実験操作を通して理解してもらいたい。また、実験の楽しさを理解してもらうために、各自積極的に実習操作へ望んでもらいたい。 |
キーワード |
生化学,分子生物学,有機化学,物理化学,バイオ機器実験 |
オフィスアワー |
適宜指定する。 |
備考1 |
有機化学・物理化学実験III、分子生物学・生化学実験III、バイオ機器実験の3つのテーマをグループのローテーションにより実施する。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/04/05 15:21:13 |