科目名[英文名] | |||||
生命工学実験Ⅳ [Experiment for Biotechnology and Life Science Ⅳ] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 4 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 023172 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
平田 美智子, 篠原 恭介, 寺 正行 [HIRATA Michiko, SHINOHARA Kyosuke, TERA Masayuki] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
生命工学の研究に必要な知識と実験技術を身に付けるため、配属される各研究室で行う。 卒業論文の作成を視野に入れた、研究室各分野の必要に応じた技術と理論、知識の習得を目的とする。 |
到達基準 |
生命工学関連分野の研究を行う上で必要な基礎技術を習得するとともに、卒業論文の作成を視野に入れた実験を体験することでグローバルな視野を身につけること。また、本実験を通して、研究室各分野の必要に応じた技術と理論、知識を身につけること。 |
授業内容 |
細胞機能工学 斉藤研:基礎的実験技術の習得および研究テーマに関連した最新の英語学術論文を紹介し、研究室で行われているテーマについて理解する。 モリ研:研究テーマに関連する学術的論文の読解方法を学び、研究背景を理解した上で、情報収集コツ等も身につける。また、微生物に関連する基礎実験を行い、研究テーマに活かせる技術を取得する。 生命分子情報科学 黒田研:読書会勉強会形式で、卒業研究に必要な知識や技術を身につける。タンパク質構造及び物理化学の基礎知識、プログラミング言語。卒業研究のテーマが実験の学生は、簡単な実験技術の修得。 生体分子構造科学 中澤研:研究テーマに関連したバイオマテリアルの基礎を学ぶとともに、関連論文を読むことで、研究背景を把握する。また、基本的な実験技術の習得を目指す。 植物情報工学 小関・山田研:植物バイオテクノロジー全般(植物細胞の無菌培養、各種遺伝子のクローニングとシーケンス、形質転換植物の作出等) 細胞分子工学 稲田研:生化学、遺伝子工学、組織培養の基礎的実験を行なう。論文の輪読会を行ない、科学英語の読解力と考察力を高める。 太田研:動物細胞の基本的な取り扱いやオルガネラの単離方法の基礎を学び、細胞やオルガネラの働きを動画として測定するための基礎技術の習得を目指す。 生命分子工学・海洋生命工学 田中・新垣研、吉野研:テーマに関連する最新学術論文を読み、レポートとして発表、質疑応答する。研究背景の把握、プレゼンテーション、質疑応答能力を評価する。 生体電子工学 中村・一川研:生体関連物質を安定にさせるメディアの設計合成を行うための基礎実験並びに評価を行うための機器分析の基礎的な実験を行う。 ナノ生命工学・バイオビジネス・分子生命化学 池袋・津川・浅野研:タンパク質や核酸を用いた、新規分子認識素子の設計と合成について、最先端の研究開発動向を学び、更に、実際に分子認識素子の調製からその機能評価間での実験を行う。 精神・神経医療研究センター: 配属研究室の研究内容を知り、実験技術を習得しながら自分のテーマに関する実験を開始する。 神経科学のテキスト講読を行う。配属研究室の研究に関連した論文を読み、研究部内で発表する。 川野研:マイクロ微細加工やフォトリソグラフィーに関する概要と基礎実験を行う。また人工細胞膜、膜タンパク質に関する基礎的な知識の習得、また関連論文を精読し紹介する。 生命有機化学 長澤研:有機合成の基礎である、アルコールの酸化反応、カルボニル化合物の還元反応、アルケンの還元反応、炭素-炭素結合形成反応、および化合物の精製について実習を通して学ぶ。 桜井研:ペプチド・糖脂質などの生体分子の誘導体の有機合成、構造解析及び生物活性評価を通して基礎レベルの実験技術を習得する。関連分野の英文学術論文を読みこなし、議論する能力を養う。 生命環境工学 養王田・篠原・野口研:PCRによるタンパク質遺伝子の増幅、発現系の作成を行うことにより、生命工学の基礎技術である遺伝子組み換え技術の習得を目指す。 システムバイオロジー 津川研:与えられたテーマに関して、研究背景(文献調査を含む)、実験デザイン、結果の解釈、考察および次の実験計画というサイクルができる研究者を目指す上での基礎を身に着ける。それを通じて、オミクス計測・解析の基本的な技術習得を行う。 連携大学院 環境ゲノム工学 中村・金研:実験機器の基本的な取り扱いについて取得する。基本的な実験操作について学ぶとともに、また、関連する研究論文の紹介についても行う。 |
履修条件・関連項目 |
履修条件:3学期開始前に行われる『研究室配属』において、研究室配属された学生 関連科目:生体機能工学演習、応用生物工学演習、生体機能工学実験、応用生物工学実験、卒業論文 |
テキスト・教科書 |
各指導教官の指示に従って随時購入。 |
参考書 |
各指導教官の指示に従って随時購入。 |
成績評価の方法 |
各研究室で行われる文献紹介、セミナー、実験等の総合判断で行う。 |
教員から一言 |
卒業研究につながる目的で、各研究室で必要な知識と実験技術を身に付けることを目的とする。向上心をもった知識と技術の習得を目標とする。 |
キーワード |
生命工学実験,細胞機能工学、生命分子情報科学、植物情報工学、細胞分子工学,生体分子構造学、生命分子工学・海洋生命工学、生体電子工学,ナノ生命工学・分子生命化学、生命有機化学、生体分子プロテオー,研究室配属 |
オフィスアワー |
各指導教官の指示に従う。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/04/13 22:35:21 |