科目名[英文名]
生体機能工学   [Biological Function Engineering]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 023260
責任教員 [ローマ字表記]
村山 能宏   [MURAYAMA Yoshihiro]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
本科目では,これまでに学んだ物理の基本原理が生物の形や行動,機能とどのように関係しているのかについて,具体例を通して学びます。テーマ毎の解説と具体例を基にして,他の例や応用例についてグループ毎に議論した後,各自がレポートにまとめて発表します。これらの議論や発表の場を通して,現象の理解や工学的応用に「物理を使う力」を身に付けます。

受講者は必ずクラスルームに登録して下さい。
クラスコード:ldpvyvk
到達基準
1.生物の形や行動,機能を物理の基本原理に基づいて考えることができる。
2.現象の理解や工学的応用に向けて,「物理を使う」ことができる。

履修案内のカリキュラムマップを参照して下さい。
授業内容
1. イントロ
2. 弾性体の変形,静水圧:樹木と昆布,血圧の話
3. 弾性体の変形:発表及び議論
4. 推進力,抵抗力,揚力:生物の移動の話
5. 推進力,抵抗力,揚力:発表及び議論
6. 慣性と粘性1: 慣性と粘性1:身近な現象とレイノルズ数の話
7. 慣性と粘性1:発表及び議論
8. 慣性と粘性2:慣性と粘性2:落下速度とフィルターの話
9. 慣性と粘性2:発表及び議論
10. リクエスト発表会
11. 拡散:ミクロな物質の移動の話
12. 拡散:発表及び議論
13. 熱特性:体温の話
14. 熱特性:発表及び議論
15. まとめ
履修条件・関連項目
力学,連続体物理,電磁気学概論,熱統計力学
授業時間30 時間に加え,本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
参考書
Mark W. Denny, “Air and Water ?The Biology and Physics of Life’s Media”, Princeton University Press

マーク・W・デニー著,下澤楯夫訳,「生物学のための水と空気の物理」,NTS
成績評価の方法
レポート(課題):60%, 発表,議論:40%
教員から一言
発表および議論への参加が必須です。本科目を通して,他人の考えを聞き,自分の考えを述べる力を身に付ける意欲のある人の受講を推奨します。
キーワード
生物,弾性体,流体,密度,粘性,拡散,熱,音,光
オフィスアワー
メールにて受付。時間は随時調整。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/03/22 13:13:00