科目名[英文名]
生体フォトニクス   [Biophotonics]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 023262
責任教員 [ローマ字表記]
西舘 泉   [NISHIDATE Izumi]
所属 生物システム応用科学府 研究室 BASE614  メールアドレス

概要
現在、医用診断・治療機器開発における光学(フォトニクス)の重要性が高まっている.フォトニクスを診断・治療技術に応用するためには、生体組織と光の相互作用(吸光、光散乱、蛍光など)を理解することが重要である.本科目では、光と生体組織の相互作用を利用した計測、分析、治療や生体調節作用について学び、医用診断・治療機器の原理を理解することを目標とする.

クラスコード: rv3aqif

到達基準
・生体組織の光学特性値と生理学、生化学、病理学との関連性について理解し、説明できる.
・光の生体に対する作用(熱的・音響的・機械的作用、化学的作用、組織再生促進など)について理解し、説明できる.
・生体の臓器、組織、細胞の観察や医用診断・治療において利用される光学的分析装置・機器の基礎的な知識を理解し、説明できる.
本科目のディブロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください.
授業内容
授業内容
第1回 イントロダクション
第2回 光と細胞・組織との相互作用Ⅰ
第3回 光と細胞・組織との相互作用Ⅱ
第4回 生物学・医学用光源および光伝送路Ⅰ
第5回 生物学・医学用光源および光伝送路Ⅱ
第6回 分光診断・生化学分析Ⅰ
第7回 分光診断・生化学分析Ⅱ
第8回 講義前半のまとめ
中間試験
第9回 組織・機能イメージングⅠ    
第10回 組織・機能イメージングⅡ
第11回 高空間分解能イメージングⅠ
第12回 高空間分解能イメージングⅡ
第13回 治療・生体プロセッシングⅠ
第14回 治療・生体プロセッシングⅡ
第15回 講義全体のまとめ
     期末試験
履修条件・関連項目
生体医用システム工学科の専門科目に区分され、学科「選択必修」科目である.
授業時間 30 時間に加え、教科書や適宜配布する参考資料等を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと.
テキスト・教科書
特に指定しない。適宜講義資料を配布する。
参考書
[1]「バイオメディカルフォトニクス -生体医用光学の基礎と応用-」電気学会 次世代バイオメディカル・レーザー応用技術調査専門委員会 編(社団法人 電気学会)
成績評価の方法
試験100%:中間試験(50%)、期末試験(50%)
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
まずはメールでinishi(at)cc.tuat.ac.jpまで連絡を。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/10/04 12:44:45