科目名[英文名] | |||||
分子分光学 [Molecular Spectroscopy] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 023353 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
岩間 悦郎 [IWAMA Etsuro] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | 岩間研(N409号室) | メールアドレス |
概要 |
分光法は物質と電磁波の相互作用を通じて物質を調べる手法であり、物質の構造・性質を理解するために欠くことのできないものである。本科目では、分光法の基礎原理を物理化学的観点から説明し、各電磁波の波長ごとに実際の実験装置・スペクトルを例示して、電磁波の波長と物質の“運動”の関係を解説していく。 Google Classroomのコードは fqb3vxq |
到達基準 |
(1) 各分光スペクトルの背景や原理について正しく理解し、説明できる。 (2) スペクトルから物質の構造や性質に関する情報を正しく判定することができる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照すること。 |
授業内容 |
第1回:授業のガイダンス、分光学の基礎 第2回:回転スペクトルと振動スペクトルI 第3回:回転スペクトルと振動スペクトルII 第4回:回転スペクトルと振動スペクトルIII 第5回:電子遷移I 第6回:電子遷移II 第7回:中間理解度確認(第1~6回分まとめ) 第8回:磁気共鳴I 第9回:磁気共鳴II 第10回:磁気共鳴III 第11回:磁気共鳴IV 第12回:分子間相互作用 第13回:結晶構造I 第14回:結晶構造II 第15回:総合理解度確認 (第8~14回まとめ) |
履修条件・関連項目 |
量子力学の基礎知識(シュレディンガー方程式、スピンなど)が前提となります。分子の対称性に関する知識(群論)があると理解の助けになります。 |
テキスト・教科書 |
千原・中村訳「アトキンス 物理化学(下)」第10版 講義内容はGoogle classroomにアップし共有。 |
参考書 |
千原・中村訳「アトキンス 物理化学(上)」第10版 井上晴夫「量子化学I 波動方程式の理解」 中田宗隆「分子分光学」 マッカリーサイモン 物理化学 上 |
成績評価の方法 |
毎回行う小テスト含む平常点(20%)、中間(40%)および総合理解度確認(40%) 2021年度 : S 8.7%, A 37.0%, B 37.0%, D 8.7% (E 8.7%) |
教員から一言 |
指定した教科書は細かい説明がされている所・説明を省略している部分があります。本授業では、このような凸凹を講義で埋めていくというコンセプトです。復習を中心に勉強してください。 ・講義に用いるテキストは、webページからも随時ダウンロードできるようにします。 ・授業の際は、関数電卓を用意しておいてください。小テストなどで使用します。 |
キーワード |
オフィスアワー |
教員居室:新1号館408号室、オフィスアワーは特に定めず、原則として在室時は質問等受け付ける(メール等による事前のコンタクトが望ましい)。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/04/13 9:45:02 |