科目名[英文名] | |||||
セラミック化学 [Ceramic Chemistry] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 023360 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
野間 竜男 [NOMA Tatsuo] | |||||
所属 | グローバル教育院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
Google Classroom CODE: b5o24cg これまで学習してきた無機化学と物理化学をベースとして、セラミックに関して化学的な観点からのアプローチを学習する。セラミックスの微構造、合成方法、熱力学および速度論的な解釈、種々の機能性発現のメカニズムについて最先端のトピックスを織り交ぜながら解説する。 本科目は3年次における専門科目として位置づけられている。 |
到達基準 |
無機化学および物理化学的手法を、セラミックスを含めた無機固体に関する種々の課題に適用できるようにする。 セラミックスの合成・物性に関する課題解決方法とメカニズム等を、化学・物理を含めた多様な観点から理解ができる。 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
以下のような項目について解説と演習を行う 第 1回 ガイダンス 第 2回 セラミックス総論 第 3回 セラミックスの合成:粉末合成 第 4回 セラミックスの合成:焼結その1 第 5回 セラミックスの合成:焼結その2 第 6回 セラミックスの欠陥その1 第 7回 セラミックスの欠陥その2 第 8回 セラミックスの粒界 第 9回 セラミックスの状態図 第10回 セラミックスのエネルギーバンド構造 第11回 イオン電導性セラミックス 第12回 セラミックスの機械的性質 第13回 バイオセラミックス 第14回 進度調整日 第15回 まとめ:期末試験または期末課題 |
履修条件・関連項目 |
無機化学1〜3および物理化学1〜3の内容を理解していることが望ましい。 授業時間30時間に加え、上記の内容を含めた予習復習を本学の標準時間数に準じて行うこと。 |
テキスト・教科書 |
原則としてレジュメ資料をあらかじめClassroomに掲載する。 |
参考書 |
「コットンウィルキンソン基礎無機化学」、「シュライバー・アトキンス無機化学」、「アトキンス物理化学」 |
成績評価の方法 |
おおよそ、毎回の演習/宿題:60%、期末試験または期末課題:40% 成績評価方法は、すべての出席を前提とし、毎回の課題および期末試験または期末課題等を総合的に評価し、本学が定める標準的な学修時間に相当する学修効果が認められる場合に単位を付与する。 総合評価により以下の基準で単位を付与する。S: 90 点以上、A:80 点以上90 点未満、B:70 点以上80 点未満、C:60 点以上70 点未満。 |
教員から一言 |
熱力学および速度論は抽象的な学問で最初は捉えにくいように見えるが、一旦その概念を理解すると強い味方になる。種々の化学的現象が両者の立場で定量的に説明することが出来る。この講義を通して熱力学および速度論の応用方法を身に付け、実際の研究・実験で生かしてほしい。 |
キーワード |
無機化学,セラミック化学、無機材料、無機固体 |
オフィスアワー |
特に決めていないが、あらかじめメール等で予約することが望ましい。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/02/16 11:21:52 |