科目名[英文名]
画像情報工学   [Image Information Engineering]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 023453
責任教員 [ローマ字表記]
鈴木 基嗣   []
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
光を用いた画像取得とその処理・解析の基礎と応用を学ぶ.本講義では画像を取得するために必要な光源や検出器,微小な物体の観察に必須の顕微鏡の基本と使い方について習得する.また,画像取得の目的に応じた画像の処理や解析方法についての基本的な知識を活かし,実際の応用例を示して理解度を向上させる.
※本講義の講師は、鈴木基嗣先生(警視庁科学捜査研究所)です.
※Google Classroomコードは、「2iadwzv」です。
到達基準
本授業では,イメージングセンサーやレンズを用いた画像を撮影するための知識を学ぶ.デジタルカメラや顕微鏡で撮影した画像を適切に処理できる技術を習得することを目標とする.
授業内容
現代社会ではスマートフォンやデジタルカメラでの撮影が日常茶飯事であるので,撮影したデジタル画像のデータ構成や処理方法のソフトウェア面について述べ,撮影目的に合った光源やカメラなどのハードウェア面の詳細とこれらを活用した応用技術について解説する.
第1回 本講義の概要
第2回 デジタル画像の基礎と画像処理(1)
第3回 デジタル画像処理(2)
第4回 デジタル画像処理(3)
第5回 光源の種類
第6回 CCDカメラ,CMOSカメラの基礎
第7回 光学機器(レンズやフィルター)
第8回 光学顕微鏡の基礎と応用
第9回 三次元測定顕微鏡
第10回 光を用いた偽造防止技術
第11回 蛍光画像や赤外線画像
第12回 分光イメージング
第13回 光音響イメージング
第14回 期末試験
第15回 まとめ
ただし,授業の進行状況によって内容を変更する場合がある.
履修条件・関連項目
「光エレクトロニクス」の講義と合わせて受講すると理解度が増します.
テキスト・教科書
特になし
参考書
ディジタル画像処理(画像情報教育振興協会).
CCD/CMOSイメージ・センサ活用ハンドブック(CQ出版).
光化学I(丸善出版).
成績評価の方法
期末試験で50 %.
時々出すミニレポートで30 %.
期末試験用のレポートで20 %.
教員から一言
実際の現場で光を用いる検査を具体的に示して,理論や基礎の部分がいかに応用につながるかを理解し,これからの卒業研究のみならず社会に出てからも役立つ知識と技術を学生が身に付けられる講義にしたい.なお,質問がある場合には,授業の終わりか,またはメールで伝えること.
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/09/05 9:40:08