科目名[英文名] | |||||
光エレクトロニクス [Optoelectronics] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 023461 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
嘉治 寿彦, 宮地 悟代 [KAJI Toshihiko, MIYAJI Godai] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
現代社会の中で広く利用されている光・電子デバイスの動作に関わる物理現象の本質を学ぶ。講義の前半では、まず伝搬、干渉、回折のような光の基本的性質から始め、反射、屈折、吸収、放射のような光と物質との相互作用過程、レーザー発振の基礎概念を、後半では、発光ダイオードやフォトダイオード、太陽電池で利用される半導体の光電変換過程の基礎概念を修得する。物質内のキャリアと光の電磁気的な相互作用とそれによって現れる現象の本質を理解することを目的とする。 Googleクラスルームのコード:tamslmz |
到達基準 |
光と物質の相互作用の基礎物理過程を理解できていること。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 履修案内のカリキュラムマップを参照すること。 |
授業内容 |
前半を宮地、後半を嘉治が担当する。 (オムニバス方式/全15回) (宮地 悟代/8回)光物質相互作用,レーザー 第1回 ガイダンス(身近なエネルギー「光」とその付き合い方について)、光線光学 第2回 光線光学と波動光学 第3回 波動光学とビーム光学 第4回 モノに光が当たると・・・(電気双極子遷移) 第5回 レーザーの発振原理1(吸収、自然放出、誘導放出) 第6回 レーザーの発振原理2(反転分布、3準位系、4準位系) 第7回 レーザーの発振原理3(光の増幅と飽和、光共振器、縦モード) 第8回 レーザー光の特徴、中間テスト (嘉治 寿彦/7回)光電変換 第9回 半導体・ダイオードの復習と光電変換 第10回 半導体・ダイオードの光電変換とエネルギー準位 第11回 半導体や他の材料における光吸収過程と発光過程 第12回 半導体の発光過程とLEDにおける光エレクトロニクス 第13回 半導体レーザー・有機ELにおける光エレクトロニクス 第14回 太陽電池・フォトダイオードにおける光エレクトロニクス 第15回 期末テスト Google Classroomのコード:tamslmz |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと |
テキスト・教科書 |
参考書 |
現代光科学1と2(大津元一著、朝倉書店) 光学系のためのレーザー物理入門(三沢和彦・芦原聡著、講談社) 基本光工学1と2(B.E.A.Saleh, M.C.Teich著、森北出版) |
成績評価の方法 |
中間試験(50%)、期末試験(50%) |
教員から一言 |
現代社会の中で広く利用されている光・電子デバイスの動作に関わる物理現象の本質を是非修得してほしい。 |
キーワード |
反射、屈折、干渉、回折、偏光、光ファイバー、レーザー、LED、フォトダイオード、太陽電池 |
オフィスアワー |
可能な限りいつでも対応する。あらかじめメールで連絡すること。 宮地: gmiyaji@cc.tuat.ac.jp 嘉治: kaji-t@cc.tuat.ac.jp |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/09/08 11:11:20 |