科目名[英文名] | |||||
計測・制御工学 [Measurement and Control Engineering] | |||||
区分 | 工学部専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 023666 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
鄧 明聡 [DENG Mingcong] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
計測と制御は何時の時代においても科学技術発展の基礎であり、その根幹を支えているのが電気電子計測制御技術である。本講義では、測定の種類と原理,誤差,精度と限界などの事柄を電気電子計測の実例を通して学ぶ。また、システムの伝達関数表現、特性解析および安定性の判別などの制御工学に関する基礎理論とその応用も勉強する。 |
到達基準 |
計測誤差や精度、信号の変換や測定などに関する基本技術を習得する。また、システム表現や制御系の安定性解析などの制御工学に関する基礎知識とその実システムへの応用に関する知識を身につける。履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
第1回 計測の基礎(単位、誤差など) 第2回 信号の変換 第3回 信号と雑音 第4回 演算増幅回路 第5回 電気量の測定 第6回 計算機、外部機器との接続インタフェース 第7回 計測応用 第8回 制御工学の実例を示し、それを学ぶ意義の理解 第9回 システムと伝達関数表現 第10回 ブロック線図と時間応答 第11回 システムの周波数応答 第12回 システムの安定性解析 第13回 制御系の設計(その1) 第14回 制御系の設計(その2) 第15回 演習、期末試験 |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え,授業で配布する教材や講義で紹介する参考書を使って本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。また、再履修を希望する学生と過年次生(4年生)は、初回の授業で申し出ることを履修条件とする。 |
テキスト・教科書 |
なし |
参考書 |
南,木村,荒木:初めての計測工学(講談社,改訂第2版); 松田,西原:計測システム工学の基礎(森北出版,第4版); 涌井,橋本,高梨,中村:現場で役立つ制御工学の基本(コロナ社); 鄧,姜,脇谷:MATLABによるシステムプログラミング(コロナ社,第2刷)。 |
成績評価の方法 |
レポート:30%, 小テスト:30%,期末試験:30%,参加度:10% オンライン教育における成績評価方法は、すべての出席を前提とし、双方向性を利用した学習意欲、小テストおよび課題、オンラインテスト等を総合的に評価し、本学が定める標準的な学習時間に相当する学習効果が認められる場合に単位を付与します。評価の割合は以下の通りてです。平常点 10%、小テスト30%、課題 30%およびオンラインテスト 30%で評価します。総合評価により以下の 基準で単位を付与します。S: 90 点以上、A:80 点以上 90 点未満、B:70 点以上 80 点未満、C:60 点以上 70 点未満。 |
教員から一言 |
(1)数式が多いので物理的意味を明確にすることに留意する。 (2)参考書記載の内容に関して、現場での応用例を適宜に紹介する(例えば、CD、ロボット、温調など)。 (3)学問的には重要なれど現場ではそうでない、ということもお話しする。 |
キーワード |
誤差、雑音、アナログとデジタル、伝達関数、ブロック線図、安定性、周波数応答 |
オフィスアワー |
講義後、昼休み |
備考1 |
クラス コード: 36ltgky |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/31 10:52:14 |