科目名[英文名]
電子デバイスⅡ   [Electronic Devices Ⅱ]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 023684
責任教員 [ローマ字表記]
久保 若奈   [KUBO Wakana]
所属 グローバルイノベーション研究院 研究室   メールアドレス

概要
 情報化社会の発展によりIoT(Internet of Things)デバイスの需要は増す一方である。IoTデバイスには光電変換を担う半導体素子が含まれており、これらの半導体電子デバイスの役割や駆動原理を学習することは、今後より高性能なIoTデバイスを設計するにあたり不可欠である。
 電子デバイスⅡでは、電子デバイスⅠで学習した半導体の物性、接合ダイオード、FETに加え、半導体に基づくエネルギーデバイス、特に太陽電池、光検出器、発光素子についてより詳細に学習する。
 なお、本科目は、実務経験のある教員による授業である。担当教員は国立研究所において研究開発業務に携わった経験を有する。
到達基準
・電子デバイスを構成する半導体の物性を理解する。
・電子デバイスの駆動原理を理解し、説明できる。
・光電変換デバイス、エネルギーデバイスを理解する。
授業内容
第1回 ガイダンス 今、半導体業界が熱い!高度情報化社会における半導体素子の役割
第2回 電子デバイス復習 なぜ半導体が不足?
第3回 電子デバイス復習 pn接合ダイオード
第4回 電子デバイス復習 FET
第5回 電子デバイスプロセス ノード5 nmへ!
第6回 IoT機器を支える光電子デバイス 発光素子・LED1
第7回 Active learning: 興味を持つ電子デバイスの原理について学習光電子デバイス 
第8回 IoT機器を支える受光素子
第9回 Active learning: 興味を持つ電子デバイスの原理について学習・発表準備
第10回 光エネルギーデバイス 太陽電池1
第11回 従来の光学を覆す人工材料 メタマテリアル
第12回 Active learning: 調査発表会1
第13回 Active learning: 研究調査発表会2
第14回 エネルギーデバイス・ウェアラブルデバイス
第15回 SDGs社会を構築する電子デバイス

履修条件・関連項目
電子デバイスⅠを履修していること
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
必要資料は授業時に教員が配布する。
参考書
新版 基礎半導体工学 国岡昭夫 上村喜一
基礎から学ぶ半導体電子デバイス 大谷直毅
成績評価の方法
復習で行う小テスト:30%
課題発表:40%
レポート:30% とする。
教員から一言
単位取得条件は厳しくはありません。単位取得科目として、気軽に受講して下さい。
身近に存在するスマホ,PC,エネルギーデバイス,通信デバイスを日々活用していると思いますが、それらがどの様に構成され、駆動しているか理解することを目的とします。
キーワード
半導体・電子デバイス・エネルギー・光電変換・環境・IoT・SDGs
オフィスアワー
金曜2限
備考1
クラスコード:y57eyvy
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~kubolab/top.htm
開講言語
日本語
語学学習科目
英語
更新日付
2022/04/03 21:59:59