科目名[英文名] | |||||
生物生産科学特論Ⅰ [Special Lecture on Agricultural Production SciencesⅠ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 2学期 | |
授業形態 | 2学期 | 時間割番号 | 05ac0011 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
伊藤 紘子, 吉岡 耕治, 大津 直子, 杉村 智史 [ITO Hiroko, OTSU Naoko, SUGIMURA Satoshi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本講義は, 吉岡耕治先生(麻布大学・教授)の講義と、伊藤紘子先生(日本大学生物資源科学部・講師)の講義の2部構成からなる。 また本科目は、生物生産科学コースの専門科目に区分される。 吉岡耕治先生の講義 【概要】Outline IoTを活用したウシの繁殖管理/ブタ胚の体外外生産技術とその応用。 伊藤紘子先生の講義 【概要】地球温暖化、土壌の生産性悪化など著しい環境の変化が見られる現在、化石燃料の利用を抑えるため、または環境の修復を行うために、生物の機能の利用する技術が注目されている。中でも植物の中には、独自の機構を確立し、環境ストレスに耐える能力を持つ種が数多く存在する。本講義では植物のストレス耐性機構の中でも、他生物との相互作用機構に着目して、植物がどのような戦略を駆使して、ストレス的な環境に適応しているのかを理解する。さらにそれらの機構を利用した農業技術についても紹介する。 |
到達基準 |
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ 吉岡耕治先生の講義 ウェアラブルセンサなどのIoTを活用したウシの繁殖管理技術の研究開発の現状と課題およびブタ胚の体外外生産、胚移植などの繁殖技術の展開について理解する。 伊藤紘子先生の講義 植物のストレス耐性機構と、その性質を利用した持続可能な農法について理解し、説明できる。 |
授業内容 |
吉岡耕治先生の講義 日程:8月30日 教室:未定(後日掲示) 1.2.ウシにおけるウェアラブルセンサの開発、生体センシング技術を用いた繁殖管理システム 3.4.ブタにおける胚の体外外生産、胚移植、経腟採卵、凍結精液深部人工授精などの繁殖技術 伊藤紘子先生の講義 日程:9月2日 教室:未定(後日掲示) 1. 植物のストレス耐性機構とは 2. 植物―動物・昆虫相互作用(進化と二次代謝産物)、植物―植物相互作用(アレロパシーの利用) 3. 植物―微生物相互作用(共生微生物、植物生育促進微生物の相互認識機構と感染機構) 4. ストレス耐性植物の農業利用例 |
履修条件・関連項目 |
授業時間の15時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる45時間以上の予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
特になし |
参考書 |
吉岡耕治先生の講義 なし、資料を配布予定 伊藤紘子先生講義 新植物栄養・肥料学(米山忠克、長谷川功、関本均 他, 朝倉書店) |
成績評価の方法 |
吉岡耕治先生講義 50% 平常点20% 授業への主体的参加度を評価 課題 30% 講義内容の理解度を評価 伊藤紘子先生の講義 50% 平常点20% 授業への主体的参加度を評価 課題 30% 講義内容の理解度を評価 |
教員から一言 |
伊藤紘子先生より 植物には多様な種があり、それぞれが独自の機構を持って環境に適応しています。植物からの恩恵を得るためには、植物の持つ機構を知ることが重要となってきます。この講義ではその一端をお伝えできればと思います。 |
キーワード |
伊藤紘子先生の講義:ストレス耐性植物、共生、窒素固定、アレロパシー、二次代謝産物、持続可能な農法 |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/18 14:37:23 |