科目名[英文名]
農学実験計画法および統計解析演習Ⅱ   [Exercise for Methods of Agricultural Experimental design and Statistical Analysis Ⅱ]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 05ce0002
責任教員 [ローマ字表記]
秋田 鉄也, 佐藤 俊幸   [SATO Toshiyuki]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
農学と関連分野に関する実験や現地調査、関連の論文を読む際に必要となる統計処理の基礎的な知識を習得する。とくに、農学、生命化学、生態学などを分野毎に異なる、実験や現地調査における比較対象の取り方、必要なサンプルなどを学びながら、数具体的数値による演習を行い、実験や観測の計画立案から必要最小限の統計処理ができるようにする。各自の研究においても、統計ソフトなどを利用する場合でも、その処理方法が理解できるようにする。すべての専門科目の基盤となる。
到達基準
農学と関連分野の研究を行う上で必要となる基礎科目として統計学の基礎を理解でき、統計的解析手法をもちいたデータの処理、結果の解釈ができる。以下の3点が到達基準となる。
1.統計学の基本を理解
2.農学と関連分野に関する現象を統計学的に処理できる手法
3.解析結果で得られた内容の判断と妥当性の評価

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1. 統計学とは?:統計学の概要, 確率論の基礎, Rとエクセルの準備
2. 基礎統計量
3. 統計的検定
4. 独立性の検定と多重比較
5. 分散分析と順位和検定
6. 相関と回帰分析
7. 一般線形モデルと交互作用
8. 主成分分析、ベイズ統計の考え方
履修条件・関連項目
統計科目のうち、生態学に関連する統計、応用生命化学に関する統計、応用動物学に関する統計などのクラス分けがあるため、履修者は選択する際に注意すること。本講義は生態学向けである。
学習内容は、本学の標準時間数に準じている。予習・復習を参考資料や配布資料で実施すること。授業時間15時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。
テキスト・教科書
必要に応じて準備する。
参考書
必要に応じて準備する。
成績評価の方法
授業最中の演習(30%)およびレポート(70%)
教員から一言
統計学は生物系の研究に必須の学問なので、是非身につけましょう。
キーワード
統計解析、結果の解釈、データの可視化
オフィスアワー
備考1
新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルームから確認してください。
備考2
参照ホームページ
開講言語
英語
語学学習科目
更新日付
2022/01/20 14:20:34