科目名[英文名] | |||||
農学特論Ⅱ [Advanced lecture on Agriculture Science Ⅱ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 05cf0022 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
跡部 悠未 [ATOBE Yumi] | |||||
所属 | 未来価値創造研究教育特区 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
【注意】 本科目は2つのテーマのどちらかを選択して実施します。 ① 途上国の農業生産現場の課題について(英語による開講) ② アントレプレナーシップ応用(日本語による開講) ①では、途上国の農業生産現場の課題や挑戦、技術開発、技術普及について、特に稲作を中心に論じる。本コースは講義だけでなく、グループワーク、口頭発表も行う。Africa Rice Centerの斎藤和樹先生による講義です。 ②では、研究力を活用した社会実装などを学ぶ、アントレプレナーシップ(起業家精神)に関して、講義と演習を通じて、近年生じているホットトピックスを扱います。講義は、未来価値創造研究教育特区の跡部先生です。 |
到達基準 |
①途上国の農業生産現場の課題について(英語による開講) 途上国の農業現場を対象に、その課題抽出から解決の実践までに必要な事柄を学び、自ら課題解決に向けた取り組みを考えられるようになる。 ②アントレプレナーシップ応用(日本語による開講) 自らの研究を基にして、単なる革新的な技術やアイデアの保持者に留めることなく、①自ら課題を認識し、設定、 ②課題解決に向けたアイデア創出法、デザイン思考 ③起業に関する理解、④顧客インタビューの方法 ⑤研究・ビジネスプラン作成の方法を学び、自ら企画した製品やサービスが「誰にとってどのような価値があるのか」を定義し、伝達し、相手に好ましいアクションを起こしてもらうまでのストーリーを考えて、現実の状況に応じて適用し、ステークホルダーを動かす力を身に着けます。 |
授業内容 |
①途上国の農業生産現場の課題について(英語による開講) 熱帯地域の農業に関する諸問題を明らかにし、持続的農業技術の開発・普及について検討する。特に、熱帯稲作の技術開発の最前線にふれる。授業は、講師による講義、質疑応答、様々なテーマについてのグループディスカッション、その結果を報告する発表等を含みます。 1. 講義の概要、オリエンテーション 2. 農業生産現場における課題抽出とそれに向けた取り組み1 3.農業生産現場における課題抽出とそれに向けた取り組み2 4. 農業生産現場における課題抽出とそれに向けた取り組み3 5. 技術開発1 6. 技術開発2 7. 技術開発3 8. 開発した技術の評価と普及1 9. 開発した技術の評価と普及2 10. 開発した技術の評価と普及3 11. デジタル農業1 12. デジタル農業2 13. デジタル農業3 14. アジアの事例 15. アフリカの事例 ②アントレプレナーシップ応用(Google Classroom Code: ib77744) ※15回を、下記の日時で集中講義(対面又はオンライン)の形で実施します。 2022年12月1日(木)12:00-13:00 オリエンテーション(オンライン) ※出席必須 2022年12月8日(木)午前・午後 2022年12月9日(金)午前・午後 →詳細なスケジュールは受講者へ通知します。 第1回 「ガイダンス、相互理解、アイデアと仮説」 第2回 「アイデアから仮説を創るための調査:デザイン思考」 第3回 「演習:Group Work①調査結果の共有」 第4回 「仮説検証の考え方と顧客インタビュー 」 第5回 「競争戦略とビジネスモデル」 第6回 「演習:Group Work②アイデア共有と決定」 第7回 「研究・事業構想のためのマーケティング」 第8回 「演習:Group Work③マーケティングプラン作成」 第9回 「ビジネスモデルキャンパス」 第10回 「演習:Group Work④ビジネスモデルキャンパス」 第11回 「アントレプレナー・ファイナンス」 第12回 「研究・ビジネスプラン作成」 第13回 「演習:Group Work ⑤研究・ビジネスプラン作成」 第14階 「まとめ、演習:Group Work⑥最終発表に向けて」 第15回 「グループ最終発表と振り返り」 (コンテンツは、一部調整中のため変更になる可能性があります) |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準ずる |
テキスト・教科書 |
担当教員が用意します |
参考書 |
講義中に情報提供します |
成績評価の方法 |
授業の参加度、授業内容のプレゼンテーション、コメントシート等により総合的に評価する |
教員から一言 |
①途上国の農業生産現場の課題について(英語による開講)とくになし ②アントレプレナーシップ応用:本カリキュラムは自らの研究成果の社会実装により、イノベーション創出を牽引するアントレプレナーシップを有する人材育成を目的としています。 アントレプレナーシップは、起業を目指す学生のみならず、大学や研究機関で研究を牽引していく研究者を目指す方にも必要な資質であると信じています。 |
キーワード |
①栽培技術、意思決定支援システム、品種改良、農業開発、食料安全 ②アントレプレナーシップ、ビジネスモデル、デザイン思考、ビジネスプラン、イノベーション、起業家 |
オフィスアワー |
質問等は授業中、またはメールにて受け付ける。 |
備考1 |
言語は①と②の選択に異なるので注意してください。 |
備考2 |
参照ホームページ |
①http://ricecrp.org/, http://www.africarice.org/②https://www.tuat-flourish.jp/topics/info/3025/ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/10/28 11:25:25 |