科目名[英文名]
環境資源材料学Ⅰ   [Ecomaterial Science Ⅰ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 05ec0101b
責任教員 [ローマ字表記]
芳賀 尚樹   [HAGA Naoki]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
この科目は,自然環境資源コースの専門科目に位置付けられる.
光化学と光生物学の基礎的な内容を詳細に講義する.
到達基準
この授業を通して,光化学と光生物学の基礎的な知識を幅広く習得するとともに,より高度な問題を解決する能力を身につけることができる.
ディプロマ・ポリシーの観点として,本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照のこと. https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
基本的には教科書の内容に沿って,次の項目を講義する.
第7章から第11章は,補足の資料を使ってさらなる詳細を講義する.

1.光化学とは何か.光反応と熱反応の対比
2.励起状態
3.光化学反応の特質(1)
4.光化学反応の特質(2)
5.光電子移動
6.増感
7.官能基の光化学特性と光反応の型(1)
8.官能基の光化学特性と光反応の型(2)
9.核酸塩基の光化学反応
10.光合成(1)
11.光合成(2)
12.光合成(3)
13.視覚
14.生物発光
15.環境中における光化学反応
16.まとめ(期末試験)
履修条件・関連項目
化学の広い知識を有しており,かつ,学部の「有機化学」,「物理化学」および「環境資源有機化学」を履修していることを必須条件とする.この科目は,予習することを必要としない代わりに,復習に重点を置くこと.
授業外学習時間は,標準の60時間以上必要である.
テキスト・教科書
杉森彰 著 「光化学」,裳華房,2,700円
教科書は,生協で購入できます.初回の講義までに必ず入手しておくこと.
参考書
必要に応じて講義の中で随時紹介する.
成績評価の方法
期末試験で評価する.
教員から一言
この講義を通して,光によってのみ引き起こされる化学反応に関心を向けるようになって下さい.
キーワード
光化学・光生物学・電子励起状態・電子移動・増感反応・反応機構
オフィスアワー
可能な限り,いつでも対応する.
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/02/21 15:39:07