科目名[英文名] | |||||
環境生物学Ⅱ [Environmental Biology Ⅱ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 05ec0106 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
多羅尾 光徳, 伊豆田 猛 [TARAO Mitsunori, IZUTA Takeshi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 5号館307号室 | メールアドレス |
概要 |
本科目は海外実務経験のある教員の講義を含み、特に物質循環、環境汚染、資源・エネルギー管理の数理に関わる講義(担当教員: 多羅尾光徳)と植物に対する環境ストレスの影響などに関する講義(担当教員: 伊豆田 猛)を行う。 本科目は実務経験のある教員による授業科目である。担当教員は独立行政法人 国際協力事業団(JICA)において派遣専門員および調査団員としての経験があり、授業ではそれらの実務において得た知見を交えた講義を行う。 |
到達基準 |
環境・資源問題を理解し、解決するために必要な数理科学的な考え方ができる。 植物に対する環境ストレスの影響やそのメカニズムなどを理解できる。 ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
物質循環、環境汚染、資源・エネルギー管理の数理に関わる講義においては、教科書(J.ハート著「環境問題の数理科学入門」丸善出版)の演習問題をあらかじめ解き、授業で答え合わせとディスカッションを行う。すなわち、予習をしなければ授業についていけない。 植物に対する環境ストレスの影響などに関する講義では、履修者が選んだ「植物と環境」に関する英文原著論文を履修者が口頭発表し、ディスカッションを行う。 1. ウォーミングアップ(環境問題を量的にとらえる感覚の習得) 2. フェルミ推定(1) 3. フェルミ推定(2) 4. 定常ボックスモデルと滞留時間(1) 5. 定常ボックスモデルと滞留時間(2) 6. 定常ボックスモデルと滞留時間(3) 7. 環境問題への応用 8. プレゼンテーションに関する基本事項 9. 植物に対する環境ストレスの影響に関するプレゼンテーション(1) 10. 植物に対する環境ストレスの影響に関するプレゼンテーション(2) 11. 植物に対する環境ストレスの影響に関するプレゼンテーション(3) 12. 植物に対する環境ストレスの影響に関するプレゼンテーション(4) 13. 植物に対する環境ストレスの影響に関するプレゼンテーション(5) 14. 植物に対する環境ストレスの影響に関するプレゼンテーション(6) 15. 講義のまとめ |
履修条件・関連項目 |
物質循環、環境汚染、資源・エネルギー管理の数理に関わる講義においては、各回ごとに割り振られた教科書の節を読み、演習問題をあらかじめ解いておくこと。 植物に対する環境ストレスの影響などに関する講義では、履修者が選んだ「植物と環境」に関する英文原著論文を読み、口頭発表の準備をすること。 学習内容は、本学の標準時間数に準じている。 |
テキスト・教科書 |
J.ハート著「環境問題の数理科学入門」丸善出版 (2012) ISBN 978-4-621-06169-5 C3040 その他、必要に応じて担当教員が講義の中で紹介する。 |
参考書 |
必要に応じて担当教員が講義の中で紹介する。 |
成績評価の方法 |
演習問題の予習と発表(90%)および授業参加態度(10%)で評価する。 |
教員から一言 |
理数系に求められる資質の一つは、ものごとを「量」で把握する能力である。自然の現象を理解するためには定性的に捉えることも必要であるが,定量的な議論を行うことが不可欠である。考えること、計算することをおっくうがってはいけない。本授業を通じて、何事も定量的に思考する習慣を身につけてほしい。 常に「問う」ことを求める。教員の言うことや教科書に書かれていることを鵜のみにせず、批判的に考える姿勢を求める。 |
キーワード |
物質循環、環境汚染、資源・エネルギー管理、植物、環境ストレス |
オフィスアワー |
講義内容に関する質問は講義中および講義後に受け付けます。講義以外の時間帯における質問や相談の場合はメールでアポイントを取ってください。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/02/16 14:41:22 |