科目名[英文名] | |||||
森林環境保全学Ⅰ [Forest Envronment Conservation Ⅰ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 05ec0112b | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
戸田 浩人, 白木 克繁 [TODA Hiroto, SHIRAKI Katsushige] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
目的:森林生態学、森林土壌学および森林水文学に関する基礎と応用を学習するとともに、森林環境保全と管理の実践的な理論や調査研究手法を理解する。本クラスでは、森林土壌学と森林水文学に重点をおく。 概要:森林環境保全における森林生態学、森林土壌学および森林水文学に関する最新トピックスについて講義や受講生の調査・発表を通して修得する。 |
到達基準 |
森林の生態、土壌および水文学における最新の知見を学び、これらの調査研究やデータ解析方法などを修得し、森林環境保全と管理の知識と技術に応用できること。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
戸田クラス(月4限) 以下の内容の講義と学生による調査発表と討論を行う。詳細は初回に受講生と協議する。 第1回目の授業(4/15)で、授業の予定・進め方のガイダンスをしますので、履修予定者は必ず出席してください。 1.森林土壌の分類とその調べ方 2.森林土壌による森林立地の判定法 3.森林土壌の理化的特性の調査法 4.森林の土壌動物・微生物の調査法 5.森林土壌における有機物分解の調査法 6.森林土壌を中心とした物質循環の調査法 7.森林土壌と流域における水質形成機能の調査法 8.森林の持続的利用と森林環境保全 白木クラス(月5限) 1.水文学と防災。 地球規模で見た水循環、熱収支、水に起因する災害 2.気候区分、気象概論 地表面(森林・草地・裸地)での水・熱フラックス 3.樹木の蒸発散の仕組みと森林樹冠上でのフラックスの特徴 地球温暖化の仕組みと地球環境への影響 4.農業生産・社会活動での水の利用 降水量の観測方法と流域平均降水量の計算法 5.流域単位での水管理、治水 降雨流出過程 各種水文素過程 6.斜面での水移動 土壌の保水性・透水性 斜面での水移動 土中水移動の基礎方程式と計算方法 7.流出解析 流出成分分離 応答モデル(概念モデル)と物理モデル タンクモデル・水循環モデルの計算 |
履修条件・関連項目 |
専門科目に区分される選択科目である。 学部等で森林生態学、森林土壌学および森林水文学の科目を修得していない者は、これらの教科書をあらかじめ1・2冊読んで受講すること。 授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
プリント等を配布する。 |
参考書 |
東京農工大学農学部編「森林・林業実務必携」(朝倉書店),森林立地調査法編集委員会「森林立地調査法」(博友社)など、必要に応じて適宜授業中に紹介する。 |
成績評価の方法 |
話題提供と議論の参加で1/3、森林土壌学および森林水文学に関する2題のレポートで2/3の評価をする。 <過去の成績> 2019 S:7%, A:64%, B:22%, C:0%, D:7% |
教員から一言 |
初回の授業で詳細な予定を話しますので、必ず出席してください。 |
キーワード |
樹木生理生態、森林立地、物質循環、水循環、山地保全 |
オフィスアワー |
メールで問合せること |
備考1 |
森林環境保全学Ⅰのうち、05nc0012aクラスは森林生態学と森林土壌学、05nc0012bクラスは森林土壌学と森林水文学、05nc0012cクラスは森林生態学と森林水文学に重点をおいた内容である。 |
備考2 |
新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/01/31 15:47:40 |