科目名[英文名]
森林環境保全学Ⅱ   [Forest Envronment Conservation Ⅱ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 05ec0113c
責任教員 [ローマ字表記]
松本 武, 加用 千裕   [MATSUMOTO Takeshi, KAYO Chihiro]
所属 グローバルイノベーション研究院 研究室   メールアドレス

概要
【目的】自然環境保全学分野の森林環境保全学の領域において、最新の研究の理解に必要な知識を習得する。また、自然環境保全学に関する研究を遂行するための課題解決に関する知識を学ぶ。
【概要】森林計画および森林計画学、森林資源を生産する際の環境負荷と生産効率とのバランスを考えた技術に加えて、資源の利用方法とその環境への影響に関する研究とその応用に関する最新の知見を論じる。
到達基準
I ・森林を取り巻く課題に対する森林計画(学)を通した解決方法を理解できている。
II ・森林を資源と環境として持続的に利用してゆくために、必要な考え方と実現するための技術を身につけている。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
(オムニバス方式/全15回)

以下のI(第1回〜第7回)とII(第8回〜第15回)は、同時期に別時限で開講される場合や順序が逆になる場合があります。時間割を参照してください。

I 加用 千裕
第1〜3回:講義
第1回 日本の森林計画制度,森林計画学の歴史的変遷
第2回 森林計画学の時空間スケール,地球温暖化対策と森林計画
第3回 森林の成長モデルと収穫予測
第4〜7回:発表・討論
第4回 それぞれの地域の森林計画に関する調査・発表・討論
第5回 それぞれの地域の森林計画に関する調査・発表・討論
第6回 それぞれの地域の森林計画に関する調査・発表・討論
第7回 それぞれの地域の森林計画に関する調査・発表・討論

II. 松本 武
第8回 林業におけるコスト管理
第9回:変動費・固定費・損益分岐点
第10回:コストと生産性
第11回:生産性の把握
第12回:生産性の管理と工程管理
第13回:森林資源調査・森林評価
第14回:コスト計算の実例
第15回:システム収穫表
履修条件・関連項目
専門科目に区分される選択科目である。
授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。
テキスト・教科書
講義中に配布またはMoodleなどにより配信した資料を、適宜用いる。
吉岡拓如他「森林利用学」(丸善出版)
参考書
U.スンドベリ他(神崎康一他訳)(1996)森林生産のオペレーショナルエフィシェンシー[理論と実践].477pp,海青社,大津
上飯坂実(1971)森林利用学序説.234pp,地球社,東京
木平勇吉他(1998)森林GIS入門―これからの森林管理のために.100pp,日本林業技術協会,東京
成績評価の方法
講義中の質問等講義への取り組み(計40%)、各教員のレポート(計60%)
教員から一言
II 人間が手を入れて利用することによって、より活力が高く環境機能の高い森林とし、さらに高い利益を得られるようにすることが目標です。
キーワード
森林資源利用、生産性、木質バイオマス
オフィスアワー
メールで相談、または、メールでアポイントメントをとって面談。
備考1
備考2
参照ホームページ
http://kenkyu-web.tuat.ac.jp/Profiles/1/0000072/profile.html
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/03/03 10:19:39