科目名[英文名]
自然環境資源学特論Ⅲ   [Special Lecture on Environmental Science and Natural ResourcesⅢ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 2学期 
授業形態 2学期  時間割番号 05ec0117
責任教員 [ローマ字表記]
鈴木 史朗, 関田 一彦, 堀川 祥生, 佐藤 敬一   [HORIKAWA Yoshiki, SATO Keiichi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
【目的】
自然環境資源学特論Ⅲでは木質バイオマスの有効利用に必要な知識と最先端技術の習得を目標としている。資源機能制御学教育研究分野の推奨科目に位置付けられている。

【概要】
鈴木史朗先生の開講日程:9/5 2-5限と9/6 2-5限
鈴木史朗先生(窓口 堀川)はリグノセルロースバイオマスを構成する成分や植物に含まれる微量有用成分(植物二次代謝成分)の化学構造、生合成、機能、利用に関する講義を行う。さらなる高機能・高付加価値なリグノセルロースバイオマスや機能性食品などを開発することで社会に還元するために必要な知識や技術について理解する。

関田一彦先生(窓口 佐藤)は森林環境教育及び森林ESDの指導に必要な協同学習の基礎としての理論と実践の内容を教授する。
到達基準
鈴木史朗先生:リグノセルロースバイオマスを構成する成分や植物に含まれる微量有用成分の化学構造・反応性・生理活性等の基本事項を理解し、現状の課題と対策、および応用事例について把握する。

関田一彦先生:協同学習の考え方を踏まえ、学習場面における主体的・対話的な学びを促進する具体的な指導(ストラクチャ)のいくつかを体験的に学び、自身が指導者として森林ESDを実践する際の指導計画を作成することができる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。
URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
鈴木史朗先生:
1) ヘミセルロースの化学構造と生合成
2) ヘミセルロースの改変
3) リグニン生合成の進化と多様性
4) 植物に含まれる微量有用成分の化学構造と生合成
5) 植物に含まれる微量有用成分の機能と利用

関田一彦先生:
1)協同学習の特長
2)ケーガンストラクチャの特長
3)主体的・対話的で深い学びを促すアクティブラーニングの留意点
4)指導計画の作成
履修条件・関連項目
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
鈴木史朗先生:必要に応じてプリントを配布する。
関田一彦先生:スペンサー・ケーガン(2021)『ケーガン協同学習入門』大学図書出版
参考書
鈴木史朗先生:木質の形成・第2版(海青社)、基礎から学ぶ植物代謝生化学(羊土社)
関田一彦先生:『アクティブラーニングの技法・授業デザイン』東信堂
成績評価の方法
鈴木史朗先生:平常点と提出課題で総合的に評価する(50%)。
関田一彦先生:平常点と提出課題で総合的に評価する(50%)。
教員から一言
キーワード
鈴木史朗先生:バイオマス、ヘミセルロース、リグニン、微量有用物質. 関田一彦先生:協同学習、アクティブラーニング、ケーガン・ストラクチャー、主体的・対話的で深い学び"
オフィスアワー
鈴木史朗先生:次のアドレス宛にメールで連絡すること。 shiro_s@gifu-u.ac.jp 関田一彦先生:次のアドレス宛にメールで連絡すること。sekita@soka.ac.jp
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/04/01 11:11:21