科目名[英文名] | |||||
地域環境工学Ⅱ [Rural and environmental engineeringⅡ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 05tc0102 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
中島 正裕 [NAKAJIMA Masahiro] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
大学の研究・教育を介した地域貢献への期待は、2014年に政府が“地方創生”を掲げたことに伴い一層加速している。本講義の前半では、日本の農業農村政策の歴史について学んだうえで、各自の研究テーマが政策の中かでどのように位置付き、そして政策提言に貢献できるのかについて議論する。さらに、学際研究の実践を主たるテーマとして、異分野間でのディスカッションの困難さ(用語や空間の定義についての齟齬など)を体感しながら、各人研究の“立ち位置”を再確認し、最終的には農業農村政策の動向を踏まえた共同研究案を提案する。また、講義の後半では、実践科学としての農村計画学の役割と課題について、農村振興及び東日本大震災の復興支援に関する研究成果と実践支援を取り上げながら解説する。また、授業内容への理解を深めるために適宜、議論の時間を設けたい. |
到達基準 |
本講義の到達目標は、我が国における農村振興策の歴史と関連する基礎知識について学ぶとともに、農村計画分野における研究と実践支援に資する具体的な手法や理論について理解を深める。また、授業を通して大学の社会貢献のあり方について考える力を養う。 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回 日本の農業農村政策の歴史 第2回 日本の農業農村政策の展望 第3回 各自の研究テーマの政策提言への親和性 ※ディスカッション 第4回 各自の研究紹介 ※プレゼンテーション(全員) 第5回 各個人のプレゼンを受けての学際的研究案(全員発表) 第6回 農業農村政策への貢献についてグループ・ディスカッション 第7回 共同研究案の発表と総合討論 第8回 共同研究案の発表と総合討論 第9回 実践科学としての農村計画学の役割とは? 第10回 中山間地域に求められる現場の“チカラ” 第11回 内発性醸成の「場」の設計 第12回 グリーンツーリズムによる地域の“活性化”とは? 第13回 農業環境工学分野におけるグリーンツーリズム研究 第14回 震災復興における大学の役割 第15回 研究成果の社会的還元のあり方 |
履修条件・関連項目 |
特になし |
テキスト・教科書 |
毎回、資料を配布する。 |
参考書 |
授業中に適宜紹介する。 |
成績評価の方法 |
課題(80%)および議論への参加状況(20%)を踏まえ総合的に評価する。 |
教員から一言 |
大学の研究と農業農村政策の親和性を考えるきっかけとなる授業にしたいと思います |
キーワード |
Rural regenerations, Land use planning, Food security, Fallow lands, Green tourism, |
オフィスアワー |
随時 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/02 12:33:00 |