科目名[英文名]
生物生産工学Ⅱ   [Biological and agricultural engineeringⅡ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 05tc0105
責任教員 [ローマ字表記]
帖佐 直, 鹿島 裕之   [CHOSA Tadashi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
1.計測工学の講義を基本に、農業、生物、環境などを対象とした計測について議論するなかで、制御への利用やモデル化への応用などについて理解する。
2.微生物燃料電池の原理や実例のほか、最新の知見についての理解し、今後の展望について議論を行う。

この科目は、農学専攻における専門科目として開講され、食農情報工学プログラムを修了するための選択必修科目である。
到達基準
1.農業や生物を対象とした計測技術とその応用についての理解すること
2.微生物の能力を利用したエネルギー生産に関する最新情報の理解すること

ディプロマ・ポリシー上の観点については、本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1.モデルの数式による記述
1-1 ラブラス変換の概要
1-2 ラプラス変換
1-3 ラプラス逆変換
1-4 ラプラス変換による微分方程式の解法

2.計測と制御
2-1 様々な計測(受講生による発表会)
2-2 計測工学の概要
2-3 計測のシステム化様々な計測、精度とサンプル数、信号の変換
2-4 AD変換
2-5 制御への応用

3.エネルギーと微生物
3-1 人新生の農業環境分野課題と微生物利用技術による対策:栄養塩循環を例として
3-2 環境中の電気活性微生物(電気を作る・食べる微生物たち)の生理生態
3-3 電気活性微生物を用いた微生物電気化学システムの基礎と特性
3-4 微生物電気化学システムを用いたエネルギー・物質変換技術および環境浄化技術
3-5 履修生による課題発表と討議
履修条件・関連項目
 本学の標準時間数に準ずる。本科目は2単位の科目として90時間の学修が標準的な学習時間となる。1コマ(90分)を2時間の学習とすると、15回の授業は30時間の学習として換算される。標準的な学習時間を満たすためには、60時間の予習・復習が必要となる。
テキスト・教科書
スライド・配布資料を準備する
参考書
Chemical Process Control: An Introduction to Theory and Practice (Prentice Hall International Series in the Physical and Chemical Engineering Sciences)
Computer Simulation in Biology: A BASIC Introduction, James D. Spain & Robert E. Keen , Wiley-Liss
成績評価の方法
平常点(議論の参加・小課題の取り組みなど)50%、レポート・試験50%
以下の二つの視点で評価が行われる。1.農業や生物を対象とした計測技術とその応用についての理解。2.微生物の能力を利用したエネルギー生産に関する最新情報の理解。
教員から一言
学習したことを他者に上手に説明することで理解が深まります。
キーワード
エネルギ、数理モデル、シミュレーション、微生物
オフィスアワー
授業中、授業直後の質問を推奨する。メールでは随時対応可能。
備考1
【新型コロナウイルス感染の影響による授業スケジュール等の変更については、本科目のクラスルームでご確認ください。】
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/03/16 18:23:20