科目名[英文名]
農学特別研究Ⅰ   [Special Research in Agricultural ScienceⅠ]
区分   選択必修   単位数 4 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 通年 
授業形態 通年  時間割番号 05th1002
責任教員 [ローマ字表記]
井上 真紀   [INOUE Maki]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
本科目は、修士論文作成のコアとなる科目である。本科目を通して、修士論文作成に関わる実験を実施し、各自の専門分野の研究成果を達成するとともに、生物制御科学・植物保護学を基盤とした研究推進能力を取得する。それらの成果の整理、分析、考察、さらに表現手法の討議、および研究成果の検討とその妥当性の評価などを行いつつ、能動的に研究能力を高める。本科目は、指導教員の研究指導のもとに実施する。
到達基準
生物制御科学・植物保護学に関する科学的な論理体系の理解とその課題探求に必須となる基礎知識および応用力をもち、研究倫理を尊び、自ら研究・調査した結果をとりまとめ、発表できる能力を身につける。また、高度な専門的能力とともに、広い視野と高い識見を持ち合わせ、植物保護に関する社会的課題に対する研究を実践する。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
・イントロダクション:修士論文研究の進め方について主指導教員と相談し、研究構想を確認するとともに、研究計画の重要性について学ぶ。安全に実験を行うためのポイントについても確認する。
・実験生物(微生物・植物・昆虫)の扱い
・実験系の構築と実験の実施、データ収集・分析
各自の研究テーマについて、主指導教員の指導のもと研究を進める。教員と研究構想や研究計画の確認、情報共有を行うとともに、アドバイスを受ける。主指導教員とのディスカッションを通して、自律的な研究の進め方を習得する。
・結果のまとめと考察
各自の実験から得られた結果を解析し、過去の研究の結果と照らし合わせ、解釈し、新たな研究展開に発展させるためのディスカッションを行う。論文執筆作業や研究成果発表の準備を通して、各自の研究の独自性を他者に伝える手法・研究結果の応用性について議論する。
・最終発表
プレゼンテーションと質疑応答による最終試験を行う。
履修条件・関連項目
論文関連科目のうち特別研究A群に区分される選択必修科目である。特別研究A群は4月入学者向け科目のため、10月入学者は特別研究B群を履修すること。本科目の主は実験結果に関する解析とデータの整理であるため、1回分の内容は90分講義2回分以上となる。通常の授業の15週分以上の内容を含む。
テキスト・教科書
当該専門分野の最新研究の論文などを随時使用する。
参考書
当該専門分野に関連する著書などを随時使用する。
成績評価の方法
実験に取り組む姿勢(5%)、実験の習熟度(5%)、実験計画の具体性と遂行能力(45%)、プレゼンテーションと最終試験(45%)
教員から一言
キーワード
修士研究、目的、方法、解析、考察 
オフィスアワー
平日9:00~18:00 随時質問・討議を受け付ける。Emailでの質問・討議も可能。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/01/21 14:35:30