科目名[英文名] | |||||
有機材料設計特論Ⅰ [Organic Materials Design I] | |||||
区分 | 前期課程科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 1060209 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
村上 義彦 [MURAKAMI Yoshihiko] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
★Google classroomのクラスコードは「4beiucm」です。履修登録者は必ずこのclassroomにも登録しておいてください(試験・休講などの連絡をclassroomで流します)。また、classroom上で質問コーナーを作る予定です。 --------------------------------- バイオ高分子材料(バイオマテリアル)は、人工臓器、コンタクトレンズ、手術用具など、医療の現場で使われるさまざまな材料を意味する言葉です。生体(細胞や生体組織)に接触して用いられる材料はすべてバイオマテリアルです。材料の素材には生体適合性が高い分子が使われており、その設計・物性評価などを化学的側面から学ぶことは、応用化学専攻の学生が実践的・先端的な化学の応用に際する課題を理解する上で極めて重要です。本講義では、バイオ高分子材料の基礎から応用までを化学的視点に基づいて講義します。 |
到達基準 |
本講義では、バイオマテリアル(生体材料、医療用材料)への理解を深めるとともに、高分子材料全般に応用可能な材料設計法を身につけることを最終的な目標とします。 |
授業内容 |
第1回:バイオ高分子材料の基礎(生体適合性) 第2回:バイオ高分子材料の基礎(高分子の化学合成・物性評価) 第3回:材料の化学的評価(表面物性) 第4回:材料の化学的評価(表面吸着) 第5回:材料と生体分子の相互作用 第6回:高分子が溶解した溶液系理論(自己乳化の化学的基礎) 第7回:高分子が溶解した溶液系理論(自己乳化のバイオ材料応用) 第8回:バイオ高分子材料と再生医療(基礎理論) 第9回:バイオ高分子材料の再生医療(応用例から学ぶ課題) 第10回:薬物送達のためのバイオ高分子材料の設計法(基礎理論) 第11回:薬物送達のためのバイオ高分子材料の設計法(合成高分子の応用) 第12回:薬物送達のためのバイオ高分子材料の設計法(生体由来高分子の応用・1) 第13回:薬物送達のためのバイオ高分子材料の設計法(生体由来高分子の応用・2) 第14回:診断用バイオ高分子材料の設計法 第15回:バイオ高分子材料の今後の課題 |
履修条件・関連項目 |
授業時間の他にも、本学の標準時間に準じて予習・復習してください。 |
テキスト・教科書 |
特に指定しません |
参考書 |
特に指定しません |
成績評価の方法 |
レポート・課題によって評価します。 |
教員から一言 |
キーワード |
バイオマテリアル、生体材料、医用材料、高分子、医療 |
オフィスアワー |
在室している時間であればいつでも対応します。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://web.tuat.ac.jp/~murakami/ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/04 15:16:33 |