科目名[英文名] | |||||
実践機械システム工学Ⅰ [Mechanical Systems Engineering: Practice Ⅰ] | |||||
区分 | 前期課程科目 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 1060351 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山中 晃徳, 堀 琢磨 [YAMANAKA Akinori, HORI Takuma] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
【講義内容】 本講義は専攻カリキュラムの必修科目に該当し、機械システム工学専攻博士前期課程1年次全員を対象に、在学時のみならず社会に出たときに必要となるライティング技術を教授する。本学教員が、基礎的な文章の考え方、構成方法、書き方、学術論文の書き方、効果的なプレゼンテーション方法を講義する。また、文章作成のエキスパートである外部講師により、誰でにも分かりやすい文章を如何にして書くのか講義する。 【目的】 ・学術論文や研究報告書を書く際に、何から書いたら良いのかわからない学生、または文章構成がまとまらない学生にアイデアのまとめ方、文章の構成方法を教授する。 ・理系学生、研究者およびエンジニアが求められる、事実や意見を過不足なく端的に伝える方法・考え方を教授する。 ・学術論文を執筆する際の構成方法、まとめ方を教授する。 ・研究成果を効果的に伝えるプレゼンテーション方法を教授する。 ・外部講師の講義を通して、不特定多数の読者が読む新聞に掲載されるような文章は、どのように設計され、どのような変遷を経て世に出るのか、その実際を教授する。 |
到達基準 |
・端的に事実・意見を伝える文章を作成できる。 ・文章構成や流れを整理し、まとめることができる。 ・文章を建設的に批判し、修正することができる。 ・事実を明確に伝えるグラフ・キャプションを記述できる。 ・効果的なプレゼンテーションができる。 なお、本科目のディプロマ・ポリシーの観点については、履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
★イントロダクション(本講義の趣旨説明、講義日程、成績評価の説明を行う)(講義第1回) ★理科系の作文技術 ・理科系の文章を書くための基本的な考え方、準備方法 (講義第2回) ・文章の組み立て方法(講義第3回) ・パラグラフの構成方法 (講義第4回) ・文章の構造と流れ(講義第5回) ・明確かつ分かりやすい文章の書き方 (講義第6回) ・事実と意見の区別 (講義第7回) ★学術論文の書き方 ・論文が出版されるまでの流れ(講義第8回) ・論文の構成方法 (講義第9回) ・論文の具体的な書き方 (講義第10回) ・効果的な図表の作成方法 (講義第11回) ・英語論文の書き方 (講義第12,13回) ★文章作成のエキスパート(外部講師)による講義 (講義第14, 15回) *講義内容と順序は変更することがあります。 |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
・木下是雄, 理科系の作文技術, 中公新書, 624, (1981)(価格 700円) ・講義中に配布する資料 |
参考書 |
・戸田山和久, 新版 論文の教室 レポートから卒論まで, NHK出版, (2012) ・John M. Swales and Christine B. Feak, Academic Writing for Graduate Students, 3rd Edition, Michigan Series in English for Academic & Professional Purposes, (2012). その他、講義中に指定する。 |
成績評価の方法 |
レポート課題の成績に基づく総合評価とする。なお、出席のみによる加点を行わない。 |
教員から一言 |
理科系の学生・研究者・エンジニアは、優れた研究開発を行うとともに、その成果を正確かつ魅力的に伝える文章を書く能力、プレゼンテーションにより伝える能力が必要です。本講義では、その基礎力を涵養します。 |
キーワード |
テクニカルライティング |
オフィスアワー |
随時受け付けるが、予めメール等によるアポイントメントを取ること。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/08/24 12:41:59 |