科目名[英文名] | |||||
生産・安全管理戦略論 [Production Operations & QC Management] | |||||
区分 | 専門職学位課程科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 1060809 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山田 浩史, 林田 英樹 [YAMADA Hiroshi, HAYASHIDA Hideki] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
グローバルな規模で競争が激化する中,製品やサービスを生産するためには,それらに関連する個々の業務や活動,一連のプロセスを包括的に考え,マネジメントする必要がある。本講義では,生産管理の様々な場面における問題解決のための理論と実践を学ぶ。生産マネジメントに関して,管理技術の歴史的変遷,生産計画と管理の方法論,在庫理論と管理方式,各種スケジューリング理論と手法(生産スケジューリング,配送スケジューリング,プロジェクトスケジューリング),制約理論(TOC)やサプライチェーンマネジメント(SCM),顧客価値などについて扱う。 |
到達基準 |
①在庫管理、生産管理、サプライチェーンマネジメントの基本を理解していること。 ②生産マネジメントにおける効果的効率化に寄与する基本的知識とスキルを習得する。 |
授業内容 |
1. オリエンテーション、生産・安全管理の概念、製造業を巡る環境 2. 生産戦略と立地戦略:経営戦略と生産戦略、工場立地問題、職場配置問題、SLP 3. サプライチェーンマネジメント:SCM とは、SCM 戦略、SCM の設計、SCM 事例 4. 作業研究・工程設計と標準時間:IE、工程分析、標準時間の作成、動作分析、稼働分析 5. 生産の計画と統制:生産計画、生産統制、スケジューリング、ジョンソンルール 6. 品質管理と品質経営:品質とは、SQC、TQC・TQM、品質保証、品質経営、QC7つ道具 7. 設備管理と信頼性管理:設備とは、設備管理、信頼性工学、アベイラビリティ、バスタブ曲線 8. 安全管理と現場作業管理:リスク管理、安全性評価、フェースセーフ、フールプルーフ 9. 生産情報システムと製造管理システム:ERP、CRM、APS、MES、POP、SCADA、PLC 10.資材発注と在庫管理:戦略的調達、VMI、定量発注、定期発注、安全在庫量 11.製造業における環境問題:CO2 削減問題、モーダルシフト、リファーブリッシュ、静脈物流 12.生産方式と管理の重点(1)ライン生産、ロット生産:ラインバランス、ロットサイズ、段取り 13.生産方式と管理の重点(2)個別生産、セル生産:ジョブショップ、負荷計画、屋台方式 14.生産方式と管理の重点(3)ジャストイン生産:カンバン、押出と引張、平準化、NPS 15.機械化・自動化とDX化:機械化と自動化、デジタル化と ICT、DX 化の進め方、DX 化事例 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
藤本隆宏 生産マネジメント入門 I 日本経済新聞社 2001等 |
成績評価の方法 |
70%以上の出席の場合、以下の評価を行う 【オンライン教育における成績評価方法と評価基準】 オンライン教育における成績評価方法は、すべての出席を前提とし、双方向性 を利用した学習意欲、小テストおよび課題、オンラインテスト、レポート等を総合的に評価 し、本学が定める標準的な学修時間に相当する学修効果が認められる場合に単 位を付与します。評価の割合は以下の通りです。 評価比率:出席50%とレポート50% S: 90 点以上、A:80 点以上90 点未満、B:70 点以上80 点未満、C:60 点以上70 点未満。 |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
1) 配布資料(授業レジュメ、演習・ミニ演習・討論などの解答例) 2) 毎回演習を行い、次週までに提出させる→評点を成績評価に加える 3) 毎回講義内で討論(例:業者選定、工程改善、在庫削減策 等)とミニ演習を実施 4) 演習に質問を書く欄を設けて、次回それに答える 5) 研究事例を入れる(工場計画、VRP、DX 化、VMI、在庫管理、など)JIT の説明に元トヨタの外部のゲスト講演の予定 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/07/09 14:15:24 |