科目名[英文名]
アントレプレナーシップ   [Entrepreneur & Strategy]
区分 専門職学位課程科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 1060831
責任教員 [ローマ字表記]
林田 英樹, 鈴木 健吾   [HAYASHIDA Hideki]
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
<講義のテーマと目標>
大学を中心とした研究機関から創出される科学技術は、新事業創造のための「知」の源泉である。本講義においては、大学、研究機関、企業において、科学技術に関する「知」がいかにして産み出され、またその産み出された「知」からいかにして、ベンチャー企業を含めた産業が創出されるのかについて、スタートアップの事例を使ってディスカッションを行う。この授業では、社会科学 (経済学、経営学等)の先端的な研究をベースに、科学技術に関するビジネス及び政策について議論する 。 本科目は産業技術専攻の実務家教員による科目である。
到達基準
受講生は、以下の3課題を達成することが求められる。
<授業の到達目標>
①科学技術とアントレプレナーシップの研究分野に関する必要な知識を体系的に理解する
②科学技術とアントレプレナーシップに関する理論を実務へ応用できるようになる
③科学技術とアントレプレナーシップの研究分野に関する”state?of the art”(最先端の知見)を理解する
授業内容
第1回: イントロダクション
第2回: 定量研究の基礎
第3回: イノベーションは誰が担うのか?: 大企業 vs 小企業
第4回: 起業家はどこから生まれるのか?
第5回: スター・サイエンティストはなぜ重要なのか?
第6回: なぜ科学技術の知は特定の地域に集積するのか?
第7回: なぜアントレプレナーの活動は特定の地域に集積するのか?
第8回:デザイン思考
第9回: アントレプレナーの活動を促進するものは何か?
第10回: ベンチャー・キャピタルはなぜ重要か?
第11回: インセンティブは発明とビジネス化にどの程度重要なのか?
第12回:?大学における知財とインセンティブの関係
第13回: 大学発ベンチャーを育む仕組み
第14回: 事例研究 ユーグレナ
第15回: まとめ

講義内容は、学習進行状況、受講生の理解度により変更する場合がある。
履修条件・関連項目
【重要】2021年度、本講義の履修は原則として産業技術専攻の学生に限定する。
授業時間30時間に加えて本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行うこと。
テキスト・教科書
特になし。各回資料をmoodleで配布します。
参考書
特になし。
成績評価の方法
評価の割合は、オンライン講義中の質疑応答やオンラインテスト等40%、課題レポート(2回)60%。
総合評価(満点100点)により以下の5段階で評価する。
S: 90点以上、A:80点以上90点未満、B:70点以上80点未満、C:60点以上70点未満、D:60点未満(単位不可)。
教員から一言
農工大は大学研究マネジメント人材の育成では最先端の活動を続けています。受講者の積極的な参加を期待しています。
キーワード
ベンチャー、起業、アントレプレナーシップ、デザイン思考
オフィスアワー
時間のあるときは、いつでも対応する。事前にメールで連絡してください。
備考1
moodleは常に確認してください。
備考2
講義方法は、コロナウィルス感染状況を鑑み、ハイブリッド(対面とオンラインの併用)を予定している。一部、オンラインのみの講義になる場合がある。教室として14号館3階多目的室を利用する。
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/03/31 4:55:37