科目名[英文名] | |||||
イノベーションマネジメント [Strategic Innovation Management] | |||||
区分 | 専門職学位課程科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 1060832 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山田 浩史, 林田 英樹 [YAMADA Hiroshi, HAYASHIDA Hideki] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
<講義のテーマと目標> 先端技術産業分野においてイノベーションに関する理論とプロセスの理解を深めてもらう。また,いくつかの事例を参照しながら新規事業のイノベーションの初期段階から市場へのデリバリーという一連のバリューチェーンにおけるイノベーションマネジメントだけでなく、既存事業のイノベーション含めたの基本的な方法論も学んでもらう。 さらに近年注目されているISO56000シリーズのイノベーションマネジメントシステムについてもその概要について学習する。 |
到達基準 |
<授業の到達目標> ①イノベーションのプロセスを理解すること。 ②イノベーションのマネジメントシステムについて、理解するだけでなく、実際に実行できること。 |
授業内容 |
第1回 イントロダクション 第2回 産学公連携のネットワークを活用する場合の特徴, プロ・コン相互の開発目的のすり合わせの重要性。 アカデミアの基礎研究,論文作成優先に置く目的意識と実用化,市場拡大創造を目指す企業戦略のギャップ最小化? 第3回 企業の長期事業展望(経営理念) 技術ロードマップ,中期計画から見たイノベーション戦略の検証,評価について。 第4回 既存事業の対象市場拡大を指向するイノベーション戦略における特徴,留意事項。 コア技術(コアコンピタンス)の理解,既存事業の市場内でのポジショニング,将来の成長性等のKPIを基本に分析。 第5回 既存事業の自社開発製品の成功イノベーションにより 創出された事業ドメインと現状の評価。 第6回 事業ドメイン改革におけるイノベーションマネジメントの評価について。 第7回 イノベーションプロセス及びライフサイクル、キャズム 第8回 企業経営計画におけるイノベーション戦略を創造するための分析手法 マーケティング,保有コア技術面を中心とするアプローチと長期計画,コア技術のポジショニング, 中期計画の策定プロセスと同期したイノベーションマネージメントの戦略構築。? 第9回 研究開発マネジメントにおけるプロジェクト運営の在り方について。 想定される開発プロセスにおけるトラブル,克服策の探索,ジャッジポイントの設定,エグジットプランの策定,実行 第10回:研究開発マネジメント(戦略)を遂行する上でのマーケティング分析の重要性。 市場存在の有無,代替市場・技術の検証,知財確認 第11回:イノベーションマネジメントシステム(ISO 56000シリーズ) 第12回: ESGとイノベーションマネジメント 環境規制の将来と製品開発の留意点,ESG各種ガイドライン、イノベーション戦略に与える インパクト。 TCFD,SASB,GRI。 第13回:スタートアップ,ベンチャー企業との資本参加,業務提携を通じたオープンイノベーション戦略 事業計画の検証・分析,市場,技術価値の見方 第14回:オープンイノベーションによる出資,業務提携のリスク 事業利益,現存リスク等の財務面でのリスク管理,技術水準の検証,市場変化への対応力 第15回:事業化判断に必要なアクション。 事業収益モデル、組織,人員,継続開発の役割分担,製造,営業etc ? |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
成績評価の方法 |
70%以上の出席のこと ①評価基準: 出席20%、中間レポート20%、授業中の発言40%、期末レポート20% ②グレード基準: S90点以上、A:80点以上90点未満、B70点以上80点未満、C:60点以上70点未満 |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/31 9:37:16 |