科目名[英文名] | |||||
生命工学フロンティア特論Ⅵ [Frontiers in Biotechnology Ⅵ] | |||||
区分 | 共通科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 1080703 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
金 賢徹 [KIM Hyonchol] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
連携大学院教員(産業技術総合研究所)による集中講義である。産業技術総合研究所(参照:https://www.aist.go.jp/)において展開される生命工学研究に関して、具体的研究例を紹介しながら、研究現場で用いられる技術の詳細について、最新の技術動向の解説を交えて講義を行う。集中講義として、生命工学フロンティア特論IIIと同時開講。 目的:研究立案能力の養成を目的とし、そのための素地となる、様々な計測技術の原理と応用方法について理解を深めることを目的とする。 |
到達基準 |
自身の研究推進と応用展開に活かせるレベルまで、様々な計測技術の原理と応用法について理解を深めること。 |
授業内容 |
本講義は、全3日間の集中講義形式で開講する。各回の講義内容は、以下のとおりである。 第1日 イントロダクション、微粒子技術、顕微鏡技術 イントロダクションに続き、ナノ・マイクロ粒子の作製技術と生命科学研究への応用法、本研究分野の最新動向について紹介する。さらに、様々な種類の顕微鏡技術の原理、各技術の特徴、最新の開発動向について紹介する。 第2日 原子間力顕微鏡と1細胞ナノマニピュレーション 原子間力顕微鏡の原理、イメージングと力学測定法の最新の研究動向について紹介する。さらに、微細な試料の表面に直接触れる原子間力顕微鏡ならではの特長を活かした、ナノマニピュレーション技術について最新の研究成果紹介を交えながら解説する。 第3日 オンチップ・セロミクス計測技術とがん診断への応用 はじめに、がんという疾患の特徴とこれまでの知見、最新の研究動向について紹介する。次に、微細加工技術を応用したオンチップ・セロミクス計測技術の原理を解説した上で、それら技術の応用例、特にがん診断への応用について紹介する。 |
履修条件・関連項目 |
特になし |
テキスト・教科書 |
使用しない |
参考書 |
B. Bushan, H. Fuchs Eds., "Applied Scanning Probe Methods IX", Springer J.N. イスラエルアチヴィリ「分子間力と表面力」 朝倉書店 |
成績評価の方法 |
授業参加度・貢献度(70%)、ディスカッション内容(30%)で評価する。オンライン形式で授業を実施する場合は、授業参加度と双方向性通信を利用した学習意欲(70%)、および授業中に提案する課題に対するディスカッション内容(30%)を通じて総合的に評価する。 |
教員から一言 |
・履修条件等はなく、様々な技術原理と応用研究例について初歩から概説するので、興味がある学生の受講を望みます。 ・質問は講義中、講義後、下記のオフィスアワー等に直接、あるいは電子メールで随時受け付けます。 |
キーワード |
細胞工学、ナノバイオテクノロジー、バイオセンシング、原子間力顕微鏡、マイクロチップ、微粒子技術 |
オフィスアワー |
不定期(主に月曜日、水曜日)10:00〜18:00まで。場所:11号館404号室 |
備考1 |
クラスコード:vdhmfsw 連絡先:kim-hc@m2.tuat.ac.jp |
備考2 |
参照ホームページ |
https://www.aist.go.jp/ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/04/13 14:46:54 |