科目名[英文名]
生命科学特論Ⅰ   [Life science special lectureⅠ]
区分 後期専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 148302
責任教員 [ローマ字表記]
田中 あかね   [TANAKA Akane]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
ヒトおよび動物の健康増進や疾患予防・治療には、多くの食品、サプリメント、薬、生活用品などが必要である。そのような医薬品・医療技術および生活用品などの開発には、ヒトに類似した代謝系を有する哺乳類を用いた適用試験が必須である。生命科学や医科学において実験動物は、まさにヒトの豊かで健康な生活を支えるきわめて重要な役割を果たしている。げっ歯類、イヌ、サルなど、実験動物の生態や特徴、日常の取り扱いや衛生管理、繁殖や種の維持について理解を深め、研究ニーズに応じた適切な実験動物および実験方法を選択することのできる、研究コーディネーターのための基礎能力を養成する。また、病原性物質封じ込め(バイオハザード)についての正しい知識を身に付ける。担当教員は実験動物を用いた研究の経験が豊富なので、それを活かした授業を実施する。
到達基準
実験動物を用いた研究の法規や指針について理解し説明できる。
実験動物の種類や系統について理解し説明できる。
実験動物の繁殖や管理について理解し説明できる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
授業の詳細はGoogle classroomに掲載します。

第1回 実験動物とは?
第2回 実験動物の種類と特徴
第3回 各種動物実験の特徴
第4回 動物実験法規
第5回 実験動物の管理と繁殖
第6回 バイオハザード論Ⅰ
第7回 バイオハザード論Ⅱ
第8回 動物実験における生命倫理
第9回 実験動物の安楽死法
第10回 実験動物の安楽死法
第11回 大型実験動物の取り扱い
第12回 実験動物の繁殖
第13回 社会的ニーズと動物実験の現状
第14回 総合討論
履修条件・関連項目
集中講義として、夏休みに開講の予定。
社会人には、課題とレポートで対応しますので、個別にメールで問い合わせてください。予習復習が必要です。必要な学習時間は本学の標準時間数に準じます。授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
必要により指示
参考書
最新実験動物学  前島一淑・笠井憲雪編  朝倉書房
現代実験動物学  笠井憲雪 ・吉川泰弘 ・安居院高志 編  朝倉書房
成績評価の方法
レポート(50%)とプレゼンテーション(50%)により評価
教員から一言
実験動物の特徴や正しい取り扱いを学び、適切な実験系の選択が出来る人材に育ってほしい。
キーワード
実験動物、バイオハザード、繁殖
オフィスアワー
平日の午後2時より5時まで(ただしあらかじめメールでアポを取ること)
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2022/03/22 10:17:34