| 科目名[英文名] | |||||
| 生命科学特論Ⅱ [Life science special lectureⅡ] | |||||
| 区分 | 後期専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
| 対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
| 授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 148310 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 西河 淳 [NISHIKAWA Atsushi] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
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農学、生命科学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、応用生命化学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目である。 特に糖鎖生物学の領域において、最新の研究の理解に必要な知識を習得する。 |
| 到達基準 |
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糖鎖生物学に関する最新の知見を理解できる。 本学HP(3つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
| 授業内容 |
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生体内にあるタンパク質には何種類かの糖が幾つかつながった「糖鎖」(グリカン)の結合している糖タンパク質が数多く存在している。糖鎖は、タンパク質、核酸に次ぐ第三の鎖として近年その構造や機能の解明が進み、これまでに発生、分化、増殖、がん化など様々な段階においてその機能が明らかになりつつある。本講義では、最近「薬」として用いられている糖タンパク質製剤における糖鎖の役割をはじめ、生体内における糖鎖の生理的な機能のあらましを講じる。 1) 糖鎖生物学の概念 2) 糖とは 3) 糖鎖の多様性の構造的基礎 4) 細胞の糖鎖付加機構 5) 糖鎖の生物学的役割 6) N-Linked糖鎖 7) O-Linked糖鎖 8) 糖脂質 9) 生物学におけるグリカン 10) 糖タンパク質の品質管理 11) 細菌感染とウイルス感染 12) グリカン分解の遺伝的異常 13) グリコシル化の遺伝的異常 14) がんにおける糖鎖構造変化 15) バイオテクノロジーと医薬品産業における糖鎖 |
| 履修条件・関連項目 |
| 授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
| テキスト・教科書 |
| 特になし |
| 参考書 |
| Essentials of glycobiology (Cold spring harbor laboratory press) |
| 成績評価の方法 |
| 講義への取り組み(50%),口頭試験(50%) |
| 教員から一言 |
| キーワード |
| glycobiology、glycoprotein、carbohydrate、disease |
| オフィスアワー |
| 質問等は講義終了時に受け付ける。 |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2022/03/05 12:52:01 |