科目名[英文名] | |||||
物質エネルギー設計特論I [Advanced Energy and Materials Design I] | |||||
区分 | 一貫制専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~2 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 231003 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
富永 洋一 [TOMINAGA Yoichi] | |||||
所属 | 生物システム応用科学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本講義では、高分子科学の基礎的内容を概観し、高分子物性の基礎を学習します。内容は、高分子物性の中でも特に重要な、力学的性質、熱的性質、電気的性質が中心です。これらの物性をミクロな観点から深く理解する基礎力、およびマクロな観点から高分子材料の実用性に結びつける応用力を身につけることを目標とします。さらに、高分子材料に関する先進研究の紹介やサンプル観察を通じて、幅広い専門知識を得ることも重要視します。 |
到達基準 |
高分子科学の基礎、および高分子材料の物性(力学的性質、熱的性質、電気的性質)を理解する。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第0回: 授業ガイダンス(0.5コマ分) 第1回: 高分子科学の基礎(高分子の分子量) 第2回: 高分子の力学的性質(高分子の歪みと応力、動的粘弾性) 第3回: 高分子の力学的性質(ゴム弾性、粘弾性体の非線形現象) 第4回: 高分子の熱的性質(熱物性の測定法) 第5回: 高分子の熱的性質(高分子のガラス転移、結晶化、融解) 第6回: 高分子の電気的性質(高分子の誘電性・圧電性・導電性) 第7回: 復習テスト |
履修条件・関連項目 |
学部時に物理化学系の科目を習得しておくことが望ましい。また、「高分子物性」、「高分子化学」などの高分子系科目を習得している者は原則履修不可とする。 |
テキスト・教科書 |
適宜資料を配布します。テキスト・教科書の新規購入は不要です。 |
参考書 |
高分子学会編「基礎高分子科学」(東京化学同人)、高分子学会編「新高分子実験学(高分子の物性1,2)」(共立出版)など |
成績評価の方法 |
オンライン教育における成績評価方法は、すべての出席を前提とし、双方向性を利用した学習意欲、レポート課題、オンラインテスト等を総合的に評価し、本学が定める標準的な学修時間に相当する学修効果が認められる場合に単位を付与します。評価の割合は以下の通りです。レポート(20〜30%)、オンライン復習テスト(50%)などを中心に総合的に評価します。他に、授業に取り組む姿勢、授業中の質問数やその内容も成績に含めます。S: 90 点以上、A:80 点以上 90 点未満、B:70 点以上80 点未満、C:60 点以上 70 点未満。 |
教員から一言 |
化学系学科出身の者は事前に相談してください |
キーワード |
高分子物性、歪みと応力、ゴム弾性、ガラス転移、緩和現象、誘電性、圧電性、導電性 |
オフィスアワー |
4号館1階・121号室にて随時 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/03/04 10:04:46 |