科目名[英文名] | |||||
グローバル特論Ⅰ(共通) [Global Speicial Seminar I (Common)] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 96015 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
小松 健, 鈴木 栄, 杉原 創 [KOMATSU Ken, SUZUKI Sakae, SUGIHARA Sou] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
令和4年12月20日(火) 10:00〜(東京農工大学連合農学研究科棟 4階 第二会議室) 10時〜 小松健先生(農工大) 13時〜 杉原創先生(農工大) 15時〜 鈴木栄先生(農工大) <小松先生> ・本講義では植物保護学の重要性から説き起こし、植物とそれに感染する病原性微生物との関係について、主に「病原体はなぜ病原体たりうるか」「共生微生物と病原体の違いは何か」という観点から講義します。最終的には、根圏微生物叢の研究とその植物病制御への応用についてもお話しします。 ・本講義は、農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、生物生産科学(植物生産科学)分野における高度の専門能力をつけるための講義科目です。 ・講義中随時質問をうけ、受講生の理解度をチェックしながら講義進度と内容に反映させます。 <杉原先生> ・農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、生物生産科学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目です。本講義では、土壌生態系内で起きている物質循環について、最新の知見と世界的トレンドを交えながら講義します。特にCarbon farmingの文脈において、農学・土壌学が果たす役割・可能性いついて理解していただくことを目標とします。 <鈴木先生> ・本講義では、植物色素と遺伝子組み換え技術を用いた園芸作物の改良について紹介する。園芸作物の生産や品種改良には、多くの技術が利用されている。その中のひとつとして、植物組織培養と遺伝子組換え技術があげられる。これらの技術が園芸作物の生産や改良にどのように利用されているかについて、基礎的内容から今後の展望、問題点までを述べる。本講義は、農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、生物生産科学(植物生産科学)分野における高度の専門能力をつけるための講義科目です。 ・授業形態は対面形式とし、少人数、かつ対話・討論型で行う。 |
到達基準 |
<小松先生> ・植物の病原微生物が、共生微生物および分解者としての微生物とどのように違うかを理解し説明できる。 ・根圏微生物叢の研究の重要性とその手法について理解し説明できる。 ・学科・専攻のディプロマポリシーとの整合性に関しては、履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 <杉原先生> ・土壌生態系内で起きている物質循環の現代的課題について、基礎及び最新の理論に基づいて理解し、説明できる。 ・学科・専攻のディプロマポリシーとの整合性に関しては、履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 <鈴木先生> ・単位の認定基準は、園芸作物の改良で利用されている植物組織培養や遺伝子組換え技術を理解し説明できること。 ・本講義の到達基準:園芸作物の品種改良や栽培における現在の問題点や課題を見つけ、植物組織培養や遺伝子組換え技術を利用した場合に、その問題点を解決する手法を考えることができる。 ・学科・専攻のディプロマポリシーとの整合性に関しては、履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
<小松先生> ・本講義は、以下の項目から構成される。 1:食糧安全保障を脅かす植物病 2:病原体はなぜ病原体たりうるのか 3:共生と寄生のあいだ〜マイクロバイオーム研究の進展〜 <杉原先生> 1、気候変動と農業生態系 2、土壌炭素動態の管理〜Carbon farmingという概念 <鈴木先生> 本講義は、以下の項目から構成される。 1.園芸作物への植物組織培養と遺伝子組換え技術の適用 2.植物色素を利用した高付加価値園芸作物の開発 3.園芸作物の生産や品種改良における今後の展望 |
履修条件・関連項目 |
<小松先生> ・履修条件は特にありません。 ・授業時間に加え、配布する資料を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行ってください。 <杉原先生> ・授業時間 7.5時間とレポート等作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 ・土壌学の基礎的知識を持つことが好ましい。ない場合は教科書の予習を推奨する。 <鈴木先生> ・履修条件は特にありません。 ・植物組織培養と遺伝子組換え技術に関する、一般的な書籍や文献をあらかじめ予習・準備学習しておくと、講義を理解しやすい。 |
テキスト・教科書 |
<小松先生> ・事前に講義資料は配布しませんが、当日に配布またはダウンロードできるようにします。 <杉原先生> ・The nature and properties of Soils(15th Edition) (pearson) <鈴木先生> ・事前に講義資料は配布しないが、当日に配布またはダウンロードできるようにする。 |
参考書 |
<小松先生> ・事前に講義資料は配布しませんが、当日に配布またはダウンロードできるようにします。 <杉原先生> ・講義中に情報提供します。 <鈴木先生> ・事前に講義資料は配布しないが、当日に配布またはダウンロードできるようにする。 |
成績評価の方法 |
・レポートの評価をもって成績とする。 |
教員から一言 |
<小松先生> 植物の病気や微生物、植物に興味を持つ方のみならず他の学問分野に興味があるみなさんにとっても、それらを学ぶ際のヒントを与えてくれ、学問的興味を広げる一助になると確信しています。 <鈴木先生> この講義が、作物における生理機能解析、生産技術や育種技術の開発などを研究テーマとしている学生の参考になることを希望します。 |
キーワード |
小松先生:植物病理、植物・微生物相互作用・微生物叢、合成微生物群集 杉原先生:炭素隔離、微生物機能、土地管理、気候変動 鈴木先生:植物組織培養、遺伝子組換え、植物色素、植物育種、RNAi |
オフィスアワー |
質問等は講義終了時またはメールで受け付けます。杉原先生:akomatsu@cc.tuat.ac.jp 杉原先生:sohs@cc.tuat.ac.jp 鈴木先生:ssakae@cc.tuat.ac.jp |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
英語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2022/11/28 12:15:14 |