| 科目名[英文名] | |||||
| 昆虫生理生化学特論 [Advanced Insect Physiology and Biochemistry] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
| 授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 96133 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 伊藤 克彦 [ITO Katsuhiko] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
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令和4年10月21日(金)10:00〜 対面授業 ●東京農工大学連合農学研究科棟 4階 第二会議室 農学における最先端の知識・技術を学ぶことにより、生物制御科学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目です。カイコは長い年月をかけて人間によって家畜化された特異な昆虫です。その歴史の中で、これまでに数百を超える突然変異が発見されてきました。これらは養蚕の現場で利用されてきただけではなく、遺伝学の研究対象として多くの調査がなされてきました。本科目では、チョウ目昆虫のモデル生物であるカイコを中心に昆虫の遺伝学について学びます。さらに、最近のゲノム解析によって明らかになってきた昆虫の新たな生理機能について、深く掘り下げて学ぶことを目的とします。さらにこれらの最先端の知見から、昆虫の環境適応や進化等について考察していきます。 |
| 到達基準 |
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◯ 講義を通じて、昆虫遺伝学および昆虫生理学における最新の研究分野ついて理解し、説明することができる。 ◯ 本科目のディプロマポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
| 授業内容 |
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本科目は、1日で行う集中講義である。取り上げる項目は、以下に示す通りである。 1) 授業内容の説明:昆虫学の基礎について学ぶ 2) 昆虫遺伝学:ゲノム解析とその利用について学ぶ 3) 昆虫生理学:ゲノム解析によって明らかになった昆虫の新たな生理機能について学ぶ |
| 履修条件・関連項目 |
| 授業時間7.5時間とレポート等作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や「分子昆虫学/共立出版」、「生物改造/裳華房」、「カイコの実験単/NTS」、「脱皮と変態の生物学/東海大学出版会」などの参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
| テキスト・教科書 |
| 適宜講義の中で紹介する。 |
| 参考書 |
| 適宜講義の中で紹介する。 |
| 成績評価の方法 |
| 授業態度(3割)とレポート評価(7割)で単位を認定する。 |
| 教員から一言 |
| チョウ目昆虫のモデル生物であるカイコを用いた最新の研究成果について一緒に学びましょう。 |
| キーワード |
| 昆虫、カイコ、ゲノム、遺伝子、ゲノム編集 |
| オフィスアワー |
| 質問はメールで受け付けます。katsuito@cc.tuat.ac.jpまで連絡下さい。 |
| 備考1 |
| 新型コロナウイルス感染拡大の影響によるシラバスの変更については、本科目のクラスルームで確認してください。 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2022/03/10 15:58:57 |