| 科目名[英文名] | |||||
| 生物制御化学特論 [Advanced Bioregulation Chemistry] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 1学期 | |
| 授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 96135 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 謝 肖男(宇) [XIE Shonan] | |||||
| 所属 | 連合農学研究科 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
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令和4年5月17日に集中講義として、宇都宮大学雑草と里山の科学教育研究センター 2階 セミナー室にて行います。 ・本講義は天然物の単離精製およびそれに関連する質量分析化学について紹介します。 ・「天然有機化合物における最先端の知識・技術を学ぶことにより、生物制御科学分野における高度の専門能力をつけるための講義科目です。」 ・グループ討論、総合デスカッションおよびポスターセッションにより講義を行います。 |
| 到達基準 |
| 天然物から単一の化合物を得ることは、人類の発展とって昔から避けられない問題である。 しかし、 「天然物の単離」は、天然物化学の中で最も遅れている分野である。なぜなら、すべての単離作業は、既知の手順の繰り返しであっても、材料の入手先、量、そして特にこの単離を行う人によって、以前のものとは異なってくるからである。そのどれもが、以前のものと同じではない。本講義は、天然化合物の重要性および単離する方法について紹介します。本講義を通じて、実際の天然物の単離・精製は、固定観念にとらわれることなく、創造性、独創性が必要であるが理解できるようになる。また、天然物の単離・精製に不可欠な質量分析について、原理から応用まで理解できるようになる。 |
| 授業内容 |
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本講義は集中講義以下の内容を取り上げて行います。 ① 天然物由来生理活性物質 ② 質量分析について、基礎、原理から応用 ③ 質量分析とメタボロミクス解析 ④ 様々な特殊質量分析方法の紹介 テーマ毎にグループ討論および小テストを行います。 |
| 履修条件・関連項目 |
| 授業時間7.5時間とレポート等作成にかかる時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと |
| テキスト・教科書 |
| 資料は授業時に配布します。 |
| 参考書 |
| 講義中に情報提供します。 |
| 成績評価の方法 |
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授業参加態度50%:出席、グループ活動(調査、発表)への貢献を評価する 提出課題30%:講義終了後に小課題を提出し、評価のポイントとする 簡易試験20%:講義中に関連知識の小試験にて評価する |
| 教員から一言 |
| 専門でない方にもできるだけ分かりやすく説明します。生物が自然界に放出する化学物質によって情報交換を行う仕組みを知ることは、生物多様性を理解する上でも重要です。 |
| キーワード |
| 天然物化学、生理活性物質、ホルモン、質量分析、メタボロミクス |
| オフィスアワー |
| オフィスアワーは火曜日午前10時から12時まで、質問はxie☆cc.utsunomiya-u.ac.jpにて随時受け付けます。 |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2022/02/01 14:06:17 |